後輩がプロ野球選手になった!

2020年。今年のドラフト会議は特に楽しみにしていました。

今年こそは自分の名前が出てくるかと思ったんですが…

あれ？

またどこの球団も取ってくれなかった。

え、、？

そんな冗談はさておき、
今年のドラフトを特に楽しみにしていたのは、後輩がプロになる可能性があったからです。

才能と努力

プライベートのことを書くと個人情報になってしまうので、あえて名前は出しませんが、わりと上位指名でした。

本当に凄いことです。

プロ野球選手になった彼には兄がいて、兄は僕の同級生で今でも毎月会うほどの仲です。

※毎月会うのは、その友達が美容師で毎月髪を切ってもらっているからです。
プライベートでも一緒に飲んだりします。

実はその友達は僕が友人の中で一番尊敬している人です。

何をやっても成功出来そうな、そんな雰囲気を持っている。

兄も野球をやっていて、めちゃくちゃ上手かった。
途中で肘を怪我してしまったのですが、怪我がなければ兄もプロになれたのではないかと思うほど。

そんな彼の弟だから、弟もセンスが凄いのでは？

正直、最初はそう思っていた。

たしかに、センスはあるのかもしれない。

でも、センスとか才能だけでプロになんかなれない。

悔しい思いや辛い思いを沢山してきた。

そんな話を実際に聞いたので、（兄を通じて）
センスとか才能が凄いなんて思っていたのが失礼だと思うぐらいだった。

影ではめちゃくちゃ努力していたのです。

天才はそうそういない

それほど努力しなくても、何をやってもいい結果を出すような天才的な人もいるのかもしれない。

でも、そんな人はそうそういない。

ちなみに美容師の友達も天才だと思っていました。

今でも社会人の野球チームでピッチャーをやったら１４０キロ近く出るし、変化球も多くて本気で投げたらほぼ打たれないと言っています。

練習してないのに、天才か。と

彼は昔はどちかといえば輩みたいな雰囲気で、本気で野球に取り組むタイプには見えなかった。

でもめちゃくちゃ野球が上手くて、凄いなと思っていたものです。

ある時、「なんでそんな球速いし変化球も投げれんの？」
という話をしたことがある。

すると、

「実は誰も見てないところで壁当てめっちゃやってた」と言っていた。
暗くなっても、ずっとやっていたらしい。

普通の人より身体能力が高いだけではなかった。
影には物凄い努力があったのです。

天才だと思うような人は見えないところで物凄い努力をしている。

それを教えてくれたのが彼です。

努力すれば人は変われる

プロ野球選手になった後輩も兄と同じように努力家である。

中学生ぐらいの時にあった時は体がそんなに大きくなくて細身だった。

その数年後、かなりガタイが良くなっていて驚いた。

育ち盛りというのもあるかもしれないが、
数年で驚くほど肉体が変化するのは相当筋トレを頑張ったんだろうと感じるほどだった。

ちなみに自分も10代の頃は細い体がコンプレックスで、男らしい体になりたいとずっと思っていた。
だからそれなりに筋トレをして今では細かった頃の面影はなくなった。

結果が出るまで頑張るしかない

筋トレは筋肉がつきはじめるまでに個人差がありますが、３ヶ月後ぐらいから体に変化が現れはじめる。

筋トレに限らず、物事は急に良い結果が出ることはあまりない。

野球もそうで、プロになった彼も上手くいかなくて燻っていた時期があったそうです。

そんな時でも腐らずにプロになる夢を諦めなかったからこそ、
覚醒して良い結果が出るようになってきた。

打率が思うように上がらなくて、プロと自分は何が違うのか？と真剣に考えて画面に穴が開くぐらい動画を見てプロのフォームを参考にして研究したらしい。

それからホームランが一気に増えて覚醒した。

結果、それが功を成してプロになれた。

とにかくプロになれたことは本当に凄いことだと思う。

まずはスタートラインに立つことが出来たので、ここからが勝負です。

きっと努力家の彼ならまだまだ成長してくれると思う。

いつか球界を代表するような存在になってほしいものです。

１軍で試合に出てテレビで見れることを楽しみにしている。

もちろん、１軍で試合に出れるようになったらドームにも行って直接頑張っている所を見に行きたいと思っています。

彼の活躍を祈っています。