ebay にもPayoneer にも裏には人がいる、のではないかな
この1ヶ月弱、ebayとPayoneerの紐付けができず、フラストレーションが溜まりに溜まった時間を過ごしました。
この書類でダメ、あの書類でダメ。。。の繰り返し。しかもPayoneerから送られてくるメールには、書類審査が通らない具体的な理由が書かれていませんでした。こちらの要求する書類を送ってください、とだけ。「いや、そのつもりで送っているんだけど!」と思いながら次から次へと送って行きました。
ネット上も探しました。どなたかヒントになることを書いてくださっていないだろうか。YouTubeで解説しているものも片っ端から観て行きました。住民票や戸籍の附票を使った、というブログも目にし、それも試してみました、がダメ。いよいよもう送るものがない、となった時、電力会社のホームページから請求書をダウンロードした、という方のブログを見つけました。そうか、その手があったか!早速普段あまり見ていなかった電力会社のマイページへログインし、直近の請求書をダウンロードしました。PayoneerはPDFも受け付ける、と書いてあったので、ダウンロードしたPDFのまま送りました。結果、ようやく審査が通った、というわけです。
3種類目か4種類目の書類を送った頃、今思い返してもどこからどう入ったかわからないPayoneerのお問い合わせページ(たぶん)から、「提出している書類のどこが悪いのか具体的に言ってもらえないので、もうどうしたらいいのかわからないからご教授願いたい」という内容で日本語のメールを送りました。日本語でお問い合わせしても、あまり日本語が流暢でない外国人が読んで意味わからず放っておかれるだろうな、と思いながら…
すると、次の「書類通りませんでしたメール」と共にもう1通、「Payoneerの〇〇です。あなたの担当です。審査に通るため以下の書類を送ってください。」という英語のメールも来るようになりました。書かれていることは「これらの書類の中からこちらの求めるものを送ってください」ということと、「電話でのお問い合わせが必要ならここをクリックして予約時間を決めてください」という私にとっては機械的に見えるメールでした。さーっと目を通し、そのメールは無視しました。
電力会社からダウンロードしたPDFを送ったあと、もう一度担当者からの英語のメールを読んでみました。(気がつけば、同じメールが3通ほど送られて来ていました。)しっかり読んでみると「質問があればこのメールに返信してください」と書かれていました。「でもあなたのメールのアドレス、no-replyってなってるじゃん」と思いながらも、向こうがそう言ってるならじゃぁ書くだけ書いてみるか、と今までの流れを説明することにしました。最近は英語を書く時、めんどくさいのでGoogleの翻訳でささっと書いちゃっていたけど、今回は様々な想いを書くので、自分の英語で書くか、と時間はかかるけど、考えながら書いて行きました。今思えば、少し言葉がキツくなった部分もありました。この担当者自身が私を審査しているのか、アルゴリズムかAIか知らないけど、そういうものがやっているのか、向こうのシステムがわからないイラつきもあり、書いているうちにだいぶ気持ちが高ぶりました。そして最後は「私の担当をしてくれてありがとうございました。この電力会社のPDFが通らなければ私はebayもPayoneerも諦めます。このビジネスは私にはハードルが高すぎると実感しました。」と締めました。
その翌日の夕方、ebayからYou are all set!というメールと、Payoneerから日本語で「連携されました」というメールが来ました。最後のPDFがようやく向こうの求めているものだったようでした。と、同時に、「私が担当者へ送ったメールは読まれたのだろうか」「あのメールは何かの役に立ったのだろうか」という思いが浮かびました。でも、まぁ、いいか… これでずーっとリスティングのドラフトに入れてあった1品をアップできる!と気持ちを切り替えたのでした。
するとその翌日、担当者からメールが来ました。
I am happy to let you know that your account was approved. It was my pleasure to assist you. もちろん事務的なメールですから私のメールを読んで不快に思ったとしてもこのように「あなたのアシストができて良かったです」的なことを書かなくてはいけなかったでしょう。でも私はなんだか本当に申し訳なく思ってしまいました。そしてこのメールに対して、届くかどうかもわからないけども、とりあえず謝りのメールを送りました。
今回の一連のプロセスで私が犯した大きな間違いの一つは、文章をしっかり読まなかったこと、です。これはコミュニケーションをする上で1番やってはいけないことでした。 ebayを始めるにあたって、私はebayのサイトで書かれていることよりも、YouTuberやブログを頼りにしました。Payoneerとの連携においても、PayoneerのサイトよりYouTuberを重要視しました。はっきり言って、この2社のサイトや彼らが初心者に対して求めていることを一切気にしていなかったです。これは本当に大きな失敗でした。もちろん最終的にはブログで書いてくださっている方のおかげで電力会社のPDFに辿り着きました。しかし、「私がこれからビジネスのために場を借りたいと思っているプラットフォーム自身の求めを真摯に受け止める」という当たり前のことができていなかったのです。
そして、私のつまづきの原点は「ebayもPayoneerもただのシステムで、人の感情や思いは通じないもの」「アルゴリズムやAIという私のような人間が全く太刀打ちできないものによって動いている場所」という思い込みでした。もちろんそういう部分が大きいとは思います。でもじゃぁ全てに対して人間が介在しないのか、と言えばそれは間違いだと気づいたのです。私が勝手に「こちらのお問い合わせや要望なんて通じないはずだ」と決めつけて早い段階からヘルプを求めなかった、これはすごくマイナスでした。もちろんこちらの求めるアンサーを送ってくれた可能性は低いですが、それでももっと早い段階で電話の予約をするなりしてパーソナルなアプローチをしても良かったのではないか、と思うのです。
11月にアカウント開設したebay。10〜30の評価を集めてから出品しないと垢BANされる、という一般常識?のようです。私は評価集めのための安価な買い物、がどうしてもできず、結構な商品金額+送料の物であっても自分が使いたい物や、もしかしたら多少日本で売れるかなと思う物、を買っているので、相変わらず評価は一桁…。でもせっかくebayがYou're all set!って言ってくれたんだから、1品くらいはいいよね?と、数週間ドラフトに入っていた最初の1品をリストに上げてみました。もちろん最初から売れるなんて思っていません。でも「ようやくここまで来た。来年から少しずつ売っていきたい」という気持ちです。
最初の1品をアップしてから、「あ、そうだ!最初の月は5品だっけ、10品だっけ、リスティングしていいのは?」とアカウント開設してから初めて自分の出品リミットを見てみました。
は?どういうこと?
10万品?1ミリオンドル?…っていくら?
ebayの中の人が冗談、はたまたドッキリ、を仕掛けているようです。
やっぱり、ebayにもPayoneerにも裏には人間がいるんだ!
しばらくすればこのリミットも、
ebay担当者が悪ふざけから覚めて下げることでしょう。