献血

人生で1回は経験したいことリスト

去年末から急にクリア数が増えた
今日も一個、またチェックがついた

注射とか採血とか本当に得意じゃなくて考えただけで痛くてくらくらする。血が抜かれることじゃなくて痛みへの緊張でくらくらする。大熱出して病院で採血した時、刺した瞬間貧血になった。まだ血出てない。そのままベッドに運ばれて気付いたらさわっち〜大丈夫〜？さわっち〜って言われてた。ほら、田舎だから看護師さんが友だちのママとか知り合いなのよ。中学生の時は泣きながら受けてた。学校で受けるやつ。担任の先生の手握ってやってもらってた。15人のクラスで、3人は握ってた。あたしの手の方が痛いよ！っていつも先生言ってた。それはごめん

それプラス、朝礼とか満員電車とか割と貧血になりやすいタイプだから本来やるべき人じゃなかったのかもしれないけどどうしてもやってみたかった

怖いから友だち誘ってさ。

エレベーター降りたら病院のにおいがしてすでに血圧が下がる感じがした。私怖くない私別に大丈夫なんてことないわ〜
って言い聞かせてそわそわ待ってた

緊張が顔に出やすいんだよ私は
先生がめちゃめちゃ心配して声かけてくれた

だからか大丈夫だった
あ、これいけるかもって思った

友だちと隣の席で受けさせてもらうも、友だちが全然早く終わって途中から1人になった

た、た。途端、トタン、パタン
一瞬で貧血になって
あ、これダメなやつだ、って思ってどうにか大丈夫大丈夫って取り戻そうとしたけどそんなんじゃもう無理で気付いたら真っ青大汗っかきゼーゼー人間の誕生ってわけです。

す、すいまs、、、きも、きもち、、、、、

あ〜！きもちわるくなっちゃったね！
針抜くからね！足上げるね！吐く？体制大丈夫？

友だちの担当だった先生？とかも来てくれて
問診してくれた先生とかも来てくれて
あ〜あ〜ばたばたばたばた

まじすいません、、、、、

やっぱダメだった〜、、、と。
10分くらい足を見上げて落ち着いて一応終えた

まじすいませんでしたを全方位に伝えて
友だちと合流して即アイス。即ジュース。
取り戻せ。私の血となれそなたたち。

その後体調に問題はなく元気余裕で。
次も貧血になったらもう献血やらせてもらえないらしい。けどもう一回やる勇気は今の私にはない。今はね。

でもやっぱりやってよかった
怖かったけど。
献血のキャラクターを見るたびに思い出す先輩がいて、先輩はこのけんけつちゃんが好きでいつもキーホルダーを鞄に付けてた。先輩はもう死んだけど、だからこそ自分も献血してみたいって思うし、自分がしたいと思う。

なんかこういう面で誰かの役に立つことって
あんまりないと思うし、わかんない知らないだけかもだけど。やってよかったのは本当。まだちょっと不思議な気持ち。

違和感のある採血跡がこんなに心地よかったことはないの