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教えてあげないと、わかんないらしいですよ。

世間を騒がす、公人のセクハラ、パワハラ。

所謂「ハラスメント」ですが
歴史を辿ると
日本で初めて「セクハラ」裁判があったのが1989年
つまり平成元年ですから
計算すると
もう35年の歴史があるワケで

セクハラ裁判のあった年は
セクハラは新語・流行語大賞 金賞受賞しているワケですから
わたしたちは
ハラスメントについて35年は学習しているはずなんですね

なのに
なぜ わからないのか
こうしたパワハラ セクハラニュースを見ると
残念でならない

35年前は
わたしは19歳
おそらく パワハラ セクハラは横行していた社会の真ん中にいた
言われたくないこと
傷つくこと
理不尽に怒られたこと
今で言うとパワハラだと思いますが
「自分に原因がある」
という おかしな思考で言い返すこともなく
だけど なんとなく「もやもや」しながら
従うことで会社で生き残ることが自分にとってもいいのだ
と言い聞かせてきましたが社会ではどうもそうでもない

NOの言っていい風潮になってきた入口にいたのが
当時のわたしであったわけです

更にですね
歴史を辿ると
セクハラ防止
改正男女雇用均等法は1999年に定められましたから
計算すると25年前

驚きですね
この時間は何だったのかと思うことあります

改善はできているのか?
と思うこともあるわけです

わたしもですね
数々のセクハラを受けてきましたが
ここは昔のように黙って受け入れるのではなく
NOをお伝えするわけですが
だいたいは
「そんなつもりじゃなかった」
「冗談だった」
と言い訳をするワケですよ

「ばばァ」
「そんな服は似合わない」
「年を考えろ」
「女はスカートをはけ」
「後ろから見たら若いのに 前から見ると・・・」

冗談で済まされますか
不愉快極まりない

これが逆に
わたしが相手言うとどうなるか

失礼だろと怒られるだろう

一度 ホントのこと言っただけで
「君は失礼だろう」
と机を叩いで怒られたこともある

これはパワハラですね
机をたたく 音を立てて
これ ホントに怖い

相手を殴ってはいませんが
何かにあたるというのは殴ったのに等しい
心理的に相手に恐れを与えるワケですから

とある方からも相談があった
とある総会で
上司から お弁当とビールを役員に配ってきなさい
その方は
言われたとおり
役員の前に お弁当とビールを置いていく
その時
とある役員に呼び止められ
「おい ビールは注ぐのが常識や
注いでいけ。覚えておけ」
などと言われたとのこと

彼女は上司に指示されたことをしただけなのに

そのような言葉で女性を傷つけ悩まさせ
かといえば
働く女性応援や女性議員を増やそうとか
言ってますが
本気で取り組もうとしているのか?

わたしたち女性は随分と我慢している
言わないだけです
ですが
言うと逆切れされる

向き合ってもらていないんだなと思うしかないのか
ですが
言えることは
不快だ 困っている 悩んでいることは
伝える必要はあると思う

「またセクハラやと言われるから・・・」
というのは
残念ながら向き合っていない証拠

女性は素直で優しく
そして愛嬌

それは 男性の理想であろう
理想を押し付けないでいただきたい
女性のあるべき姿理想を捨てていただかないと
おそらくこの問題は解決しないだろうし

自覚があるかないかわかりませんが
無意識な言動
どんどん訴えられ ニュースに取り上げられることでありましょう

セクハラ裁判から35年たっても
このありさま
そろそろ本気見せていただきたい

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