旅行にタスクシュートが役立つという話
先週から、家を離れて3泊4日で東北地方に来ております。
この旅行期間で実感したのは、「旅行にもタスクシュートが役立つなぁ」ということです。
「タスクシュート」とは、その日1日のやること(タスク)を書き出し、開始時刻と終了時刻を記録するという時間術で、大橋悦夫氏が考案されたメソッドです。
私は2024年6月から本格的にタスクシュートに取り組んでいます。
さて、旅行先でどのように役立ったかという話ですが。
私が特に効果を感じているのは、旅行の前後ではなく、旅行中での使用です。
旅行に行くと普段とは異なる生活スタイルとなり、旅程をこなすのにいっぱいいっぱいです。
旅程というのは時間的な制限が決まっていますし、そもそも楽しいものですから、多少体力的に無理してでもなんとかこなせるものです。
ただしその分、宿に戻ってきたとき、疲労がすごいことになっています。
風呂に入ったり歯磨きをしたり荷物を片付けたりしなきゃいけないのに、布団に転がって、まるでやる気になりません。
そこで登場するのがタスクシュートです。
私は「TaskChute Cloud 2(TCC2)」というサービスを利用しており、そこに「次にやるタスク」を入れては実行し、入れては実行しを繰り返しました。
たとえば、「歯を磨く」とか。
終わったら終了ボタンを押し、タスクがTCC2上にログとして記録します。
そうしたら、また次に行うタスクを登録します。
「レシートを整理する」とか。
体は疲れてだるいし、頭がまったく働きませんが、TCC2にタスクを1つだけ入れて実行ボタンを押すことで、なんとかその1つだけはこなそうと体が動きます。
それの繰り返し。
これで、体は疲れていても「めんどくさい」と寝オチすることなく、体を動かし続けることができました。
旅行では普段よりも疲れやすくなっていますから、タスクシュートのおかげでだいぶ物事がテキパキと進んだと思います。
旅行にもタスクシュート、おすすめです。