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強みも弱みも存在しないとしたら

もし、「強み(長所)」も「弱み(短所)」も幻想だったとしたら。
生きるのが大変楽になるのではないか?


ここ最近、Podcast番組の『3ways』を聴いています。
『3ways』は、タスクシュート界隈で有名なjMatsuzakiさんと佐々木正悟さんによるPodcastチャンネルです。

タスクシュートは大橋悦夫さんが考案したタスク管理メソッドで私も絶賛体験中なのですが、ツール開発者のjMatsuzakiさんとタスクシュート協会理事の佐々木正悟さんが音声配信をされているということを知り、聴き始めました。

まだ全部聴けていないのですが、今のところどの回もハッとさせられて好きです。
中でもダントツで考えさせられたのが、上記リンクに貼った『「自己分析」「強み診断」にこだわらない』の回です。

この回で投げかけられたのは、単純でありながらすごく根源的な問い、「強みや弱みなんてものは無いんじゃない?」ってことです。

私は自分に長所や短所があると信じてきましたし、就活やら転職やらの機会を中心に、履歴書だとかプロフィール欄だとかに散々書いてきました。
手軽にできる診断ツールやテストもいろいろやりましたし、なんていうか、そこを疑うことがなかったんですよね。

人にはそれぞれの強みがあり、裏返しとして弱みがあり、それは神から与えられし生まれつきで絶対的なものである。

あれ、私、いつから長みと弱みは当然に存在すると認識するようになったんだっけ?

全然思い出せない。誰かからそう言われたんだっけ?
なんか徐々に、周りの大人たちに言われたり、自己分析ツールや占いを使ったりして、いつの間にか「そういうものだ」と考えるようになった気もします。
ん?思い込み?

人には、考え方や行動の傾向とか、他人と比較したときに浮かび上がる特徴、みたいなものは確かにあると思います。
そういう、あくまで外から見える「事実」に、強みや弱みというラベルを貼り付けている?

うーん、なんかいろいろ考えはじめちゃいました。

いずれにせよ、もし強みも弱みも存在しないとしたら。
そういったラベリングで自分を制限する必要がないとしたら。

それって、すっごく楽で、すっごく自由なんじゃないかしら。

だって、強みだからといってそれにこだわる必要もなくなるし、弱みだからといって諦める必要もなくなるし。

なんだか、とっても魅力的に思えます。

好きだとか楽しいならやり続ければいいし、辛くなったら違う道を探せばいいし、人から求められていることなら、どっちにしろやったほうが喜ばれるし。

ちょっとしばらく、そういうスタンスでいってみようかしら。
『3ways』、もっかい聴いてみよ。


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