Tandemというアプリを始めた話
最近は毎日5時半に起きて、6時から朝活をしている。朝活といっても取り組むのは個人的な勉強で、大学時代の先輩と報告をし合いながら、お互いをモチベートしている。その先輩はカーメーカーのエンジニアで、自動車部品メーカーでもある企業の営業担当の私とは、議論が弾むことも多く、とても刺激になっている。同じ業界の違う職種というのは、議論していて一番楽しい。
朝活のスタートで「good and new」というワークをしている。ワークというほど堅苦しいものではないのだが、名前の通りで、24時間以内に起きたいいことと新しいことを報告し合うのだ。朝から頭をポジティブに活性化させるのが目的で、思い出すという行為が目を覚まさせる。しかし、goodはあってもnewを毎日アップデートするというのはなかなか難しく、あえて新しいことを始めるような心意気も、最近では生まれてきた。
その一つがTandemというアプリだ。いわゆるマッチングアプリと同じ仕組みだが、目的は恋愛対象との出会いではなく、言語学習だ。話せる言語と学びたい言語を登録し、興味ある話題をプロフィールに書いておけば、お互いに学びたい言語で会話ができるという仕組みだ。知らない人たちと他言語で話をするのは刺激的で、つい夢中になってしまった。
私が小学生の時、祖母がニンテンドーDSで脳トレのソフトを買ってくれた。小学生の頃の私は中学受験の勉強に励んでいた。全国の模試で1,000位以内には入るような学力になるほどだったので、1日14時間は勉強をしており、すなわち他には睡眠と食事以外に何もなかった。ゲームをする時間ももちろんなく、DSは中学受験が終わるまで一度も使わなかった。なのでそのゲームが本当に学力アップにつながるものだったのかどうかは、私には判断がつかない。
楽しい勉強方法というのはいくらでもあるのだろうが、辛ければ辛いほど、勉強は効果があるものだと思い込んでいた。それも正しいのかもしれないし、正しくないのかもしれない。1日14時間も辛い勉強が続けられるほど、今の私は外の世界に無知ではなくなった。バランスだと思う。自分が一番続けやすい方法で、費用対効果の最大化を図ればいい。
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