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「#かなえたい夢プロジェクト」特別企画 ~事務局厳選のピックアップ記事(夢)をご紹介!~

こんにちは。さわかみ投信 戦略室 ライターの大田です。
 
#かなえたい夢プロジェクト」では、この1か月に亘って皆さんのかなえたい夢を募集してきましたが、その募集期間も残すところあと3日となりました。今回が皆さんの夢投稿を後押しできる最後の機会になりそうなので、私の考える「夢とは何か」という話を少しだけさせて頂くことにします。
 
夢と聞くと、具体的に達成したい目標や就きたい職業などが真っ先に思い浮かびますが、私はむしろ夢の本質は、その根底にある“想い”ではないかと思っています。例えばビジネスを始めたい人がいたとして、その根底にあるのが新しい事業に挑戦したいという想いなら、その人の夢は“挑戦すること”と言えるのではないでしょうか。「ビジネスを始める」という目標は、挑戦の一形態に過ぎません。
 
だからもし「夢なんてない、分からない」といった夢迷子になっている方がいれば、具体的な目標や職業だけに縛られずに自分の内にある想いをしっかり見つめてみることで、自分の夢に気づけるかもしれません。
そうして自分の想いを言語化して形を与えてあげれば、それはもう立派な「あなたの夢」です。中身の大小は関係ありません。自分の想いを言葉にすることは、夢をかなえる第一歩です。
 
皆さんもぜひ、夢を投稿することでその一歩目を踏み出してみてください。
このプロジェクトをきっかけに皆さん一人ひとりが、自分の夢と出会えることを願っています。
 
前置きが長くなりましたが、本記事では皆さんに投稿頂いた沢山の夢の中から、事務局が厳選したものをいくつかご紹介します。中には、ご自身と共通する“想い”を持つ夢があるかもしれません。
ぜひ、ヒトの夢の中に自分の夢を見出すつもりで読んでみてください。
 
※今回紹介した作品(夢)は事務局が独自にピックアップしたものであり、コンテストの選考結果とは関係ありません。

▶ 夢の投稿についてはこちら👇

▶(前回記事)昨年度選ばれた夢応援者3名のリアルな応援過程 を読みたい方はこちら👇

▶(前回記事)昨年度のピックアップ記事 を読みたい方はこちら👇


ピックアップその1 『怒涛の一年。墨田区向島にある小さな喫茶店を引き継ぎ、オープンまであと少しの話。』 by Shino. さん

元々「バリスタ保健師」として、コーヒーを淹れながら気軽に働くひとの健康に携わる活動をしていたShino.さん。いずれは自分でもカフェを提供できたらとぼんやり考えていたところに、縁あって創業60年の老舗喫茶『HOLLY』のマスターから、お店を引き継がないかという話が舞い込みます。
Shino.さんがかねてよりカフェを持ちたいと想っていたことや、マスターが倒れてしまって店を閉じざるを得なくなったこと、そのタイミングでShino.さんがマスターと仲良くなったことなど、あまりの偶然の連鎖に「運命ってあるんだな」と思わずにはいられませんでした。でもよくよく考えれば、同じ志を持つ2人が引き合ったのは必然なのかもしれません。
 
お店を引き継ぐことが決まったあとは、本業もこなしながらという限られた時間の中、少しずつ自分の手でお店の中を整理して綺麗にして、約1年かけてリニューアルオープンまで漕ぎつけました。
Shino.さんがマスターの想いを引き継ぎ、2025年1月に新たな門出を切った『HOLLYday(ホリデイ)』(“HOLLYで過ごした毎日が、これからも日常につづきますように”との想いを込めて、元の店名にdayの3文字を加えたそう)。新しくなっても変わらず地元の人から愛される、素敵な空間になりそうです。

ピックアップその2 『消滅する故郷への恐れ~私が”新規事業への伴走”にこだわる理由~』 by Kazoo Ogawa|挑戦者のための事業推進xキャリアコーチ さん

学生時代に使っていた地元の鉄道がある日廃線になったことと、母親が心筋梗塞で急逝してしまった経験から、「そこにあって当たり前の故郷」はいつ消えるとも分からない儚い存在であると知ったKazoo Ogawaさん。だったら“今”思い切り挑戦するしかないと思い、そこから彼の挑戦の日々が始まります。
 
大手企業の営業マンとして働きながらMBA取得を目指して奮闘していた当時、日本には「社会課題解決」と「経済成長」を両立する新規事業が必要だとの考えが芽生えます。
そこで今度は事業創造の現場を知るため、事業創造に強みを持つコンサルティング会社に入社。実際に数多の現場を見て感じたのは、事業創造に向けてひた走る挑戦者を“心的側面”から支える仕組みが不足しているということでした。日本がこれから益々、社会を変えうるような新規事業を生み出していくには、事業を生み出す当事者を“支える”人材が不可欠というのがKazoo Ogawaさんの見解です。彼は自ら支える側に回るべく、『事業開発人材・マネジャーに伴走するコーチ』へと転換を果たしました。先陣切って戦う挑戦者を、裏で支える役目です。
 
世間的に見ると表舞台に立つ者ばかりが脚光を浴びがちですが、裏で支える陰役者がいてこそ、彼らは輝けます。このことを構造的に理解し、表舞台に立って事業を創造する人々がより輝けるよう、裏方に徹し支えることを選んだKazoo Ogawaさんに賞賛の意を表したいと思います。

ピックアップその3 『まちの栄養士さんプロジェクト』 by みやこLABO さん

みやこLABOさん考案『まちの栄養士さんプロジェクト』は、日本が抱える「高齢者の食問題」に新たな光を投げかけてくれる、壮大な構想です。
そもそも一人暮らしの高齢者は、日々の献立作成や退院後の食事のフォローなどしっかりと個々に合わせてカスタムしてあげないと、結局食べずに低栄養状態に陥ってしまうことが多いそうです。とは言え、既存のサービスでは一人ひとりへの行き届いたサポートが難しい実状があります。この実態をふまえてみやこLABOさんは、各地の潜在栄養士(資格はあるものの仕事にしていない栄養士)と連携してより強固なローカルサポート体制を構築しようと考えました。
 
構想はありつつも協力してくれる企業が見つからず、長年暗礁に乗り上げていたのが、昨年になって急展開を迎えます。知り合いのツテで、生成AIによる献立作成ソフトを開発している会社とタッグを組むことになったのです。献立作成ソフトの導入を皮切りに活動の輪がどんどん広がり、今では介護食用に食材加工を手伝ってくれる会社や、情報交換できる同業者との繋がりもできました。少しずつ、地域でのサポート体制が整ってきているようです。
 
全ての活動に言えることですが、とりわけ地域を巻き込む活動については、いかに他者の協力を得られるかが大事になります。すでに様々な人を巻き込み始めた『まちの栄養士さんプロジェクト』がこの先どこまで加速していくのか、期待が高まります。


・・・今回紹介した3つの夢、いかがでしたでしょうか。
残り3日、皆さんからの想い溢れる夢の投稿をお待ちしております!!


本プロジェクトについて

#かなえたい夢プロジェクト」では、さわかみ投信が夢に向けて頑張る人を本気で応援します。
1月19日(日)まで、皆さんのかなえたい夢を募集しています。ご自身のかなえたい夢がある方は、ぜひともnoteで記事を投稿してください!ハッシュタグ「#かなえたい夢」を付けることで本プロジェクトに参加できます。詳細は下記よりご覧ください。

あなたのその夢、本気でかなえてみませんか?