「吐露したものは飲み込めない」
嫌なことがあった。
だから壁にぶちまけた。
誰かに見て欲しい。
誰かの目に留まって欲しい。
そう考えるのはどうにも浅はかで、見た人がどう思うかを考慮していない。
いざ、誰かの目に触れた時、その人はどう思うのだろうか。
思いがけない通知が心に突き刺さって、ジリジリと痛みが身体中を広がっていく。
その名は「良心」。
心配、励まし、同調。
良心から来ているその言葉は、何も考えていなかった私を突き刺していく。
ごめんなさい。
私はもう大人なのに。
何も考えられなくてごめんなさい