太陽と月のダンス
こんばんは。さわひろ子です。
うたをうたっているものです。
うっかり暖房をつけるところでした。
あぶない、あぶない。
今夜は涼しいですね。
来月、久しぶりに
お客さまにお越しいただいての
ライブが決まりました。
わたしにとって、
特別な場所のひとつ、
東新宿、真昼の月夜の太陽さんにて。
詳細は下記をごらんください。
www.sawahiroko.com
↑こちらのフォームから、
もしくはSNSのリプライや
お店の問い合わせフォームからも
ご予約を承っています。
まだ状況が見えないところもありますので、
もしも変更や中止があれば
随時おしらせします。
オンラインの企画などでずっと
会ったりはしていましたが、
一緒に演奏できるのは半年ぶり、
ピアノはらかなこさんと。
開催かないますように。
ちょうど昨年のいまごろに
真昼の月夜の太陽さんに
出演したときのおはなしが
ありましたので、ご紹介します。
「太陽と月のダンス」
月は今日も、輪を描いて
宇宙を踊っています。
ある日太陽は思いました。
あの可愛らしくくるくると回る月に、
もっと近くで、
逢えはしないのだろうかと。
【mimosa】
考え出すと、太陽はいてもたっても
いられなくなってきました。
月は、青い星の周りを踊っています。
あの子はあの青い星が好きなんだろうか。
太陽は、自分がますます
燃えさかるのを感じました。
【からたち】
素晴らしいアイディアを思いつきました。
太陽のほうから、
月に近づけば良いのです。
そうしたらあの青い星のまわりを、
一緒に踊ることもできます。
月の白い肌を照らすとき、
月の優しい歌を聴くとき、
太陽は嬉しくなります。
【玉響】
月はこちらに気づきました。
「太陽さん、いけません。
あなたはそこにいて見守って
くださるのが役目です。
今日だけは内緒で、踊りましょう。
みんなが今日のことを
忘れてしまうように、
魔法をかけておきます」
【真夜中】
太陽と月は約束通りに、
一日だけダンスをしました。
どんなに素晴らしい時間だったかは、
どうかふたりの
秘密にしてあげてください。
またいつか、朝でも夜でもない
宝石のようなひとときが来るのを、
太陽は踊る月を見つめて
待ち続けています。
【夜明けの晩に】
20190712
東新宿真昼の月夜の太陽