フリゲ作り手の心構え(意識低め)
先日、「フリゲ感想のすすめ(土下座)」ではフリゲのプレイヤーに対してアレコレ書きました。
ただ、それだけではちょっとフェアじゃないなーと思ったので、作り手側についても感想の受け取りかたなど、ゲームの中身ではなく心構えについて思うところを書いてみます。
想定読者は僕みたいな、あまり人気や知名度のない作り手、あるいは駆け出しの作り手です。
レベル1 期待しない
フリゲを作るのは結構大変なのですが、完成させて公開したら人生変わるかというと、変わりません。
ダウンロード数はなかなか伸びず、いただける感想はさらに少ないです。
だから、せっかく公開したゲームの反響があまりなくても、泣かないでください。
それが当たり前だと思いましょう。
レベル2 凹まない
せっかく作ったゲームが酷評されるようなこともあるかもしれません。
(感想が来ないよりは酷評のほうがいいと、僕は思いますが)
でもそこで傷ついたり、凹んだりするのはやめましょう。
あなたの作ったゲームは、あなた自身ではありません。
つい思い入れしがちですが、適切な距離感が大事です。
あるいは感想に書かれた指摘を入れようか悩んだり、片っ端から直さなければならない気持ちになるかもしれません。
自分がそうしたほうがよい、そうしたいと納得できるものなら直せばいいし、そうでないなら放っておきましょう。
フィードバックを取捨選択し、ゲームの行く末を決めるのは作者です。
プレイヤーにはそこまでの責任はありません。
「フリゲ感想のすすめ(土下座)」に書いた内容と矛盾するようですが、極論では好き勝手書いてもよいとさえ、僕は思っています。
レベル3 好きなものを作る
流行を取り入れてみようか。
人気を取れそうなジャンルにしてみようか。
何作か作っているといろいろ考えるかもしれませんが、好きなものを作りましょう。
とゆーか、僕自身がいろいろ考えながら作っていた時期もあったのですが、振り返ると結局は好きなものしか作れないw
結局、流行や人気の要素を取り入れようとしても、自分がよさをまったく理解できないものは取り入れられないんですよね。
自分フィルタは外しようがないんです。
でも、感性は磨き続けられるといいですね。
ゲームに限らずいろいろと楽しめたら、それだけで幸せですし、自作の幅も広がりますし。
レベル4 オリジナルであろうとしない
あなたが作ったゲームは、過去の何かに似ているかもしれません。
あるいは、別に似ていなくても似ていると言われるかもしれません。
でも気にしない!
オリジナルであること以上に、楽しさや遊びやすさが大事です。
オリジナルにこだわらなくてもよいと思います。
レベル5 でも反応が欲しい
反応がもらいやすい要素はあると思います。
僕はフックと呼んでいます。
つい実況やSNSで触れたくなるような、ツッコミを入れざるを得ないような要素のことです。
例えば変なキャラ(デュエリストでも恋がしたい!)
例えば迷言(KING'S ROAD)
例えば微エロ(LEVEL 9)
ゲームの出来を劇的に上げることは、普通は難しいです。
でも反応が欲しいなら、フックを少し意識的に入れられてはいかがでしょうか?
レベル6 やめてもいい
嫌になったら、飽きたら、ほかにもっと好きなことができたら、フリゲ作りをやめるのは自由です。
ただ、作るのを手伝ってくれてる人とか、応援してくれる人が幸いにもいた場合には、それなりに筋は通しましょうね。
レベル7 作り続けるのはすごい
作り続けるのは大変ですが、作り続ければ実力も付くし、周りから安心感や信頼も得られて、ゆくゆくは人気や知名度にもつながると思います。
(僕自身がそういう状態でないので、思う、あくまで)
別に好きにすればよいのですが、もし界隈の人気者や有名人になりたいと思ったら、作り続けましょう。
まとめ
好きなものを作り続けたら、なにかいいことあるかもしれません!
僕自身は……
・フリゲ作者やプレイヤーと友だちになれた
・自作に絵や音楽を提供してくださる人と出会えた
・PLiCyコンテストで受賞できた
なんてことがありました。
いらすとやさんより
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