副業に潜むネットの罠
今年から副業を始めましたがまぁ色んな人が近づいてきます。
副業しようとコンテンツをつくっても始めはまずお客様なんてつかないので、SNSアカウントをたちあげ、そこからコンテンツの紹介やPRをします。
そうするとどこからともなくDMがきて「稼げる方法を教えます!」「副業にはお金の不安はつきものですよね」「どこ住みですか?」という、読んだこっちは「誰お前?」としか思えないような内容を送ってくるのです。※どこ住みですかはマジで嫌われるので辞めよう。
もちろんそういうDMは華麗にスルーして、相手へのフォローをそっと外します。大人の対応というやつです。
っていうか稼げてるんならわざわざ人に教えなくても自分ひとりで稼いでればいいじゃん。
しかしこういう人は打てば響きそうな相手を探しているので、こちらからのリアクションがなければとっとと次にいってくれるのが楽です。
やっかいなのが「私は普通の人ですよ~」というふりをして、SNS上で何度か普通のやりとりをして、あとから実は・・・というタイプです。このような人は、相手が勧誘目的なのだとこちらが気付いた時にはすでに交流関係があった後で、こちらが断りにくい状況になってから真の目的に誘導していくのです。効率としてはあまりよくないと思いますが、無自覚にこれをしている人もいます。
まぁ交流があった後だろうが何だろうが、気付いた時点で断ればいいのですが、相手が少し粘ったとしてもこちらの断りの意志を感じて引くようならその人はまだ良い人です。
真の困ったちゃんは「あなたのためを思って言っているのに!!」と言ってきます。これ本当に言ってきます。
あなたのためになると思って、せっかく私が良い方法を教えてあげようとしているのに話も聞かないなんてどいう了見?!
ということを本気で言うのです。これってモラハラです。結局自分の言うことを聞かせたいだけなんです。脅しです。話を聞く必要なんてない。話を聞くだけでいいからなんて嘘っぱちです。
というか話を聞いてもらえると思うな。話を聞くというのはこちらの時間を奪うということなんだよ。
前にも書きましたが人生の時間は有限なんです。その貴重な時間を自分の話のために割けなんて、なんと傲慢なことでしょう。話くらい聞け、というその言葉がどれだけ罪深いことかをよく知って頂きたい。話を聞いた以上の利益として返すから!と仮に言われたとしても、聞く聞かないの判断はこちらにあるわけです。こちらが聞かないと判断したら1秒たりとも時間は渡せないのです。
無駄な話を聞く時間があるんだったら、その時間でアニメでも見た方がいい。ソシャゲのガチャでも回すほうがよっぽど有意義だ。
このように副業・フリーランス・企業を志すとネットで様々な罠と出くわします。自己啓発やスピリチュアル系は特にそいういったあやしい人達の温床になりやすい。ですが全ての人がうさんくさいのではありません。身になる自己啓発もスピリチュアルもたくさんあります。まずは急がず、よく見極めること。その場の感情に流されずに、冷静になる時間を持つこと。進めていって何か違和感を覚えたら、即修正すること。面倒ですが、これを地道に繰り返していくことになります。華やかな言葉だけを並べるだけの人とじゃなくて、本当に信頼できる実績を地道にこつこつ積み上げられていく人達との関係を築けたら、副業もフリーランスも企業もとても楽しいものになるでしょう。