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トランジットは日常と旅のエアポケットのような
トランジットはエアポケットのようですね。
ここは一体どこなんだろう、私はどこから来てどこへ行くのかと所在不明の不思議な気分になります。
トランジットで深夜の上海浦東空港に滞在しました。トランジット自体は4時間強あったのですが色々面白い出来事があり、実際搭乗口に行けたのはボーディングタイムの1時間前位です。詳細は後日ここに書けたらと思います。トランジットの時間は余裕があるに越したことはないですね。
上海浦東空港は大きい空港で自分がいた搭乗口付近は天井が高く、深夜なので照明も控えめ薄暗く、同じ行き先の便に乗る人たちがそんなに多くないからか閑散としていて静かです。それぞれ眠っていたり気怠そうに充電中のスマホをなんとなく触っているという雰囲気。この空気、やる気に満ちてなくて空気が穏やかでいいですね。
まだどこにも行けない、旅立つ時をただ待つ。
どうでもいいキャッチコピーなんか考えちゃう。ただの乗り継ぎなんですけどねー。頭もぼんやりお暇なのでそんな気持ちに浸ってみたりする訳です。
暗い窓の外で飛行機が時折飛び立っているのもなんだかドラマチックに見えて素敵です。
深夜にみんなお疲れ様です。
※メモ
上海浦東空港には無料の給水所が色々な場所にあってそれが便利でした。紙コップがあり常温と熱水の2種類。常温、気が利いてて嬉しいです。あとWi-FiはKioskという機械があり登録すれば使えます。Googleは使えません。検索エンジンは中国の「百度」を初めて使いました。使用感想は人それぞれ…ですかね。