低温じっくりの好き。
「好き」ってもっと、ぐわあーーーー。っと夢中になれて、何時間でも夢中になれて、英語でいう「エキサイティング」がずーっと続くものだと思ってた。
そいで、仕事にもなるっていう。笑
そんなパーフェクトなもの、なかなか無いんだよね。てかそれって、好きっていうより興奮に近いし。
でも、私は
好きなもの、好きなものさえ見つかれば
全てがうまくいくのに。。!!!
みたいに歯をぎりぎりさせてたの。
好きなものさえ見つかれば、やりたい仕事にも出会えるし。うまくいくし、いやな思いせずに済むし。
全てが完璧になるはずだって思ってた。
でもそれって、言葉にするとわかる。青い鳥 ✌︎
うまくいかないことや、自分への自信のなさや新しいことにまずは一歩踏みだす勇気がないのを
好きなことや才能がないせいにして、それが見つからないから動けないってことにしてた。くう。。
わかってしまった。好きってそんなに激しく情熱的なもんじゃないんだね。そういう時もあるけど、ずっと興奮状態でいたら、疲れちゃうし。
パティシエとかお医者さん、ダンサーとかっていう、パッと見「好きなもの ≒ 職業」になりそうな人にも憧れてたけれど、彼らだって多分
日々わりと「淡々と」うまくいかない事や、いやだなー。って事もありながらも、でもやめたいとは思わずに、続けてる日々なんじゃないかなと思う。
本を読む。さんぽに行く。
いいお天気の中を、お日さまと吹いてくる風を浴びたり、居心地のいいカフェに行ったり、スポーツしたり、ラジオを撮ったり、文章を書いたり。。
それは私にとって、心がぽかぽかするもの。
胸がずーっと高鳴って踊るものじゃない。けど、じっくりと安らいで、胸のなかが満たされるもの。
そういう低温のじっくりした好きが、本当の好きじゃないかなー。と思うし
そういう日常に溶けこんじゃうくらいの
平熱でやってるんだけど、気づけば時間をさいてて
別にやめようとも思わないようなもの。
これって、絶対にあると思う。
私も「好きなものは普段すでにやっていること。時間を割いているもの」なんてフレーズを見た時に
え? いや、本読んだりカフェ行ったりは毎日してるけどこれは違うでしょうよ。て除外してた(笑)
好きなものを急いで見つける必要はないと思うけど、あまりに好きなもの探しや才能さがしに躍起になっているとしたら
もうちょっと心を休めて、低温のじっくりした好きを探すとか、それよりもただ自分を認めてあげるとか、ほっとすることを探すとか
そういうのが良いと思うな。
たぶん、本当にハッピーだったら、好きなものとか才能がなんだとか考えるよりも、ただふつーにやりたい事やって、日々を楽しく生きてると思う。w
で、たぶん求めてるのはそっち方向だから、好きなものは当たり前にすでにあるんだよー、と思いつつ
さっさと、ハッピーな方に行っちゃってもいいのかなー。と思いました
まさしく私が、好きなものや才能さがしに延延と時間を使って、結局ハッピーになった今、そんな事ふだんあんまり考えてないもん。笑
きっと当時は、失敗したくなくて。正解だっていう安心がほしくて
「これをやってれば間違いない」っていう証明書がほしくて、好きなもの探しをしてたんだよね。
これはこれでまるっとOKしながらも、好きかわからなくても、やりたいと思ったことをサクサクやってみていっていいんだよー。
と許可を与えてあげたかったなと思った。
本(7.5グラムの奇跡)に出てきたルリタビキ。。
おわり
心躍ります^^♪