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異業種に転職。3度目の正直で第1志望に内定もらった話。
社会人6年目、2024年の5月に未経験業界へ転職します!第1志望(大手食品メーカー)から無事内定いただきました✨
いま、転職活動を頑張る人に届けたい。
かすてぃらは2度転職を諦め、3度目でやっと成功しました😿
転職活動の進め方がわからなかったり、1次面接で何社も落ちて挫折しそうになったり・・・かなり右往左往したので、転職の進め方や対策についてお届けできればと思います。1度諦めて失敗しても、大丈夫。
また、当時の私がどんな心境だったのかも出来るだけリアルに交えて記録します。転職活動は1人で(在職中の方は社内に秘密にしながら)行うものであり孤独を感じやすいからです。私だけではない…!と少しでも勇気がでるような記事にできればと思います。
少しでも多くの人の参考になれば幸いです✨
第1志望内定までの道のり。
第1志望に内定をいただくまで、約5か月間(2024年 12月~5月)活動していました。ここでは、内定ゲットまでのステップをご紹介します!
【2024年12月】まとめて自己分析
年末年始のまとめて時間がとれるタイミングで自己分析を行いました。
八木仁平さんの書籍【世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド】を繰り返し読みながら自己分析します。
巻末にある【才能の具体例1000リスト】を使って、自身の特性や強みを言語化しました。「自分に才能や強みなんて全くないよ…」と思っている人こそ、この書籍をおすすめしたいです。
なぜならば、この書籍では人間の本能「ネガティビティバイアス」(危険なことやリスクなどのネガティブなことに注目すること)を活用して、短所から長所を見つけられる仕組みになっているからです。
自己流ですが、デジタルホワイトボードを使って可視化しました。
自己分析の方法や書籍は他にも沢山あるので、自身にあう方法で実践するのが良いと思います📚✨
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【2024年12月】職務経歴書を作成
自己分析と並行して、職務経歴書を作成することをおすすめします。
職務経歴書を作成することで、今までの仕事経験を振り返る良い機会になるからです。何の仕事をしているとき、どんな思いになったかを極力具体的に思い出すことで、自身がどんな職種に向いているのか傾向が分かりました。
完成するまでに時間がかかると思いますので、コツコツ作成することをおすすめします✏️
職務経歴書作成後にフィードバックが必要な場合、転職エージェントに添削依頼してみると良いと思います。
(ただ、エージェントの殆どが細かく添削してくれることはなかったので、初期段階はとりあえず書類選考に出してみて、企業に通用するか確認していました・・・ここはエージェントによると思います!)
【2024年1〜2月】転職軸を6割ほど決める
エージェントと面談する前に、転職軸を6割ほど決めました。
エージェントと相談する前に決めた理由としては、エージェントと認識のずれが起きないようにするためです。今回の転職目的や軸がある程度決まっていないと、希望していない求人を紹介されてしまいます。
例えば、「なんとなく大手企業がいいな」といった曖昧な軸のみだったとします。エージェントと求人者の中で「大手企業」の認識が違えば、もちろん希望する求人は紹介されませんよね。
実はこれ、2年前転職しようと決意したのに失敗した私です(笑)
なかなか希望の求人を出してくれないので、エージェントの実力不足だと思っていましたが、今は自身が曖昧な軸しか伝えてなかったことにも原因があったんだなと分かります・・・。
この場合、「自身が考える大手企業とは何?(ネームバリュー、従業員数?)」「なぜ大手企業(が良いと考えるのか?」「大手企業で何を実現したいのか?」自身に問いかけながら深堀り&言語化が必要になります。
【2024年1~2月】複数のエージェントに相談
転職軸を6割ほど決めた後、エージェントに相談していきます。
最初は幅広くエージェントや転職サービスを活用していきました。
大きくカテゴリで分けると、下記の3つになります。
総合型エージェント(例:doda、リクルート)
特化型エージェント(例:MS-Japan)
スカウト型転職サービス(例:AMBI、ビズリーチ)
最終的には、dodaで内定が決まりました🌸
転職サポートが手厚いdodaとUIが素晴らしいAMBIを頻繁に活用していました。dodaとAMBIさん、ありがとう!!!
転職エージェントは、3~4か月の長期戦を共に闘う同志になるので、相性が良いエージェント選びはかなり重要になってくると個人的に思っています。
今後のモチベーションにも響くので、ここは慎重になりましょう🧐🔍
参考までに、エージェント選びの際に重視していたポイントをまとめておきます!
👇エージェント選びの際に重視していたポイント
自身が目指す職種経験がある人か?
転職経験があるか?
実際に話した時の印象(ここは直感!)
【2024年1〜2月】転職軸をブラッシュアップ
この段階では6割ほど転職軸が決まっていますが、複数のエージェントと語り壁打ちすることで、新たに気付くことがありました🤔💭
かすてぃらの場合、挑戦してみたい仕事や理想の働き方について、より解像度を上げることができました。
新たに得られた気付きは、なるべく転職軸にも反映させるようにしました。
第1志望に繋がった1番の要因だと思っています。
あと、意外と大事なのが、転職軸をブラッシュアップさせたら、メモで後から見返せるようにしておくこと📝
求人を沢山見てきたり、内定が複数出たりした際に、企業選びの基準があいまいになることがあるからです。そんな時にきっとそのメモが役立ち、企業選びの最後の支えになります。
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【2024年2月〜3月】書類選考~本格的な活動はここから~
エージェントとの面談が終わった後は、求人を紹介してもらいます。
転職軸が固まっているので、それを基準に求人に目を通します。
当初は書類選考率がどのくらいか分からなかったので、7割ほど転職軸にあてはまればとりあえず書類を提出することにしました。
15社ほど提出。書類選考率は、9割ほど。
1次面接の日程が次々と決まっていくので、この時点でやっと本格的に転職活動をしているのだと実感しました。
【2024年3月中旬〜4月中旬】1次・2次面接~大きな壁にぶつかる~
いよいよオンライン面接。
5年ぶりの就活のため、面接ってどんな感じだっけ?からスタート。
さらに、2019卒でコロナ前入社だったので、オンライン面接は初めてです。
とりあえず6社の1次面接を受けましたが、全部不合格。
転職活動中どのフェーズが辛かったか?と聞かれたら、1次面接と即答します。書類選考が思いのほか通過したので、少し油断していたのかな・・・
6社連続で不合格になった時はさすがに落ち込み、ここから本格的に面接対策をするようになります。
ここからは実際の面接対策方法について、ご紹介します。
👇実際の面接対策
1.不合格理由から改善する
ご存知かもしれませんが、転職エージェント経由は企業から不合格理由を教えてもらえるのです。 (直接応募はしていないので、理由聞けるか不明です)落ちた理由を教えてもらえなかった新卒より面接の改善がしやすいと感じました♻️
実際にもらった不合格理由と改善策についてまとめておきます。
👇不合格理由→改善策
①現職での課題、それに対してどのように行動しているのか、についても具体的回答は得られなかった
→課題と解決の具体的なエピソードを考え、人に伝わりやすい構成を考え る。家族や知り合いに実際にエピソードを話してみて、フィードバックをもらう
②自信がない印象だった
→なぜ自信がないように見えたのか振り返る
自信があるように見える言葉遣いや振る舞いを実行してみる。zoomで1人模擬面接をレコーディングして、どのような印象に見えるか何度も確認する
③会社を成長させるためにという視点が弱いと感じた
→志望動機と今後実現したいことに会社の成長という視点も含める
不合格理由から淡々と改善して、1つずつクリアにしていく。
1次面接で落ちるのは精神的にキツかったですが、改善をしていくことで、不合格理由も「あともう少しで合格だったんだな、悔しい。」と思う内容に変化していくので、同じ不合格であっても面接回数を重ねる度に成長している実感を持つことができました。
途中からゲームを攻略するような感覚になり、どうせなら楽しもう!!と吹っ切れてから、急に受かり始めたのが面白い。笑
2.エージェントと模擬面接をする
エージェントさんに依頼してみましょう。
できれば最初の1次面接前にやってもらうのがベストです!
3.転職面接の再現動画を視聴する
転職面接を再現した動画を視聴し、面接官と求人者がどのような対話をすると良いのか感覚を掴みました。
エージェントに模擬面接をしてもらった際、「頭の中にあるシナリオを読んでいるようで、目の前の面接官に伝えようとしていない」とフィードバックをもらったからです。
沢山再現動画はありますが、個人的にはレバレジーズの面接再現動画が勉強になりました⭐️
4.本番に近い状況で面接対策
臨場感を持って面接練習をしたほうが効果的なので、面接シュミレーション動画で何度も繰り返しました。
面接の緊張感がでてくる動画なのでおすすめです👇
5.面接スキルを身につける
今まで積み上げてきた経験、スキル、実績がもちろん重要ですが、面接スキルも合否に影響してしまいます。家事や通勤時間を使って、少しでも面接スキルを上げるようにしました💪🔥
転職のサラタメさんの動画が非常に勉強になったので、満遍なく視聴するようにしていました。
点と点が線で繋がるような快感があります💡
【2024年4月中旬】最終面接
やっときた最終面接!
面接練習としては、基本的には1-2次と変わりはありませんが、
最終面接だけのために対策したことも幾つかあるので、ご紹介いたします。
👇最終面接の対策
1.志望動機のブラッシュアップ
1番注力しました。志望動機には1-2次面接で聞いて感じたこと、さらに志望度が高まったことを追加。
2.企業研究を徹底する
株主・投資家情報 (IR)がある企業は満遍なく目を通すようにしていました。
また、IRを見て気になったことがあれば、逆質問していました。(志望動機と同様、逆質問も志望度が高いことを示すチャンスです)
BtoC企業であれば、その商品に触れる機会を増やしてみたり、その商品との思い出を整理するのも良いですね。
3.面接官になる役員の記事に目を通す
企業によると思いますが、最終面接ですと社長や役員が面接官になる可能性が高いです。
社長・役員レベルですと、記事やSNSに情報が載っていることもありますので、面接を担当してくださる方の経歴や記事に目を通しておきましょう。
直接役に立たなかったとしても、社長や役員の価値観や考え方を事前に認知しておくのは、他の候補者との差別化になりますし、お守りにもなると思います。ちなみに私は、記事を見て気になったことを役員に質問しました。
【2024年4月下旬】第1志望内定
4月26日に第1志望の合格連絡をいただきました🎉
GW直前に連絡をいただき、心置きなく長期休暇に入れたのが嬉しかったです。エージェントも自分事のように一緒に喜んでくれました✨
1次面接を突破した後は、トントン拍子で2次→最終に進みました。
企業によって違いはありますが、転職では書類選考と1次面接の通過率が低い傾向があるようですね。
通過率は様々なサイトに掲載されているので、気になる方は検索してみてください🔍
【その他】エージェントを大切にし、信頼する🤝
例外もあると思いますが、エージェントは複数人の求人者を担当する体制が殆どだと思います。
そのため、求人者全員を均等にサポートするのは難しいです。
そのため、活動中は「どのような求人者だと手厚くサポートしてもらえそうか?」を常に意識していました🤝
相手の視点で物事を考えるのは、面接でも役に立ちました。
例えば、エージェントからの連絡に即レスしたり、資料を締切内に提出したりすることで、転職の本気度🔥を行動で示しました。
エージェントからすると、転職本気度が高い求人者の方が自身の成果や実績に直結しやすいですし、応援したくなりますよね。
今回の内定はエージェントや転職経験者、家族の支援があってこそ得ることができたものだと思っています。
1人で転職に向き合ってるように感じやすい時期もあると思いますが、そんな時こそエージェントや周りの人に頼りながら、自分のペースで活動してみてくださいね☕️
皆さんの転職活動が上手くいきますように💫
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!