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79歳 #15 骨髄異形成症候群・ステロイド
ステロイドの副作用
骨髄から作られる血液細胞が異形成(異なる形)から、低形成(少ししか作られない)に進行してきた。
血小板輸血をするときは、アレルギーを予防するために毎回ステロイドと抗ヒスタミン剤を点滴した。
アレルギーが出たのは3回だけだったが、ステロイドを何回か繰り返した結果、高血糖になり、血圧も高めになってきた。
糖尿病内科を紹介され、薬が処方された。
化学療法から投薬治療へ
ビダーザ(化学療法)を中止したので、またシクロスポリン(免疫抑制薬)服用に戻った。
1ヶ月くらい飲んだが、ちょいちょい高熱が出るので、免疫を下げないために一旦ストップ。
シクロスポリンとレボレードを同時に飲むと効果が期待できると言われたが、シクロスポリンを飲むとどうしても吐いてしまうので、レボレードだけ処方された。
レボレード
最初2錠から初めて、時間をかけて最大8錠まで増やした。
「血小板を増やす薬」と言われたが、絶大な効果があったわけではなく、微増かな?というレベルだった。
長く飲んでいると、赤血球が若干増えた。
増えては減りの繰り返しで、輸血は2週間おきになった。
レボレードは、飲む時間設定が独特で、食事の前後2時間を避ける。
服用前後4時間は乳製品とカルシウム薬、マグネシウム薬、高脂血症薬は避ける。
日中「昼12時、おやつ3時」とか食事時間が決まっている人はスケジュールを立てやすいが、起きてから食欲が出るまで時間がかかり、毎日食事の時間や回数もバラバラ。
朝食は食べないことがあるので、服用時間は夜に設定した。
夕食後タイマーして2時間後服用と決めて、その間うっかりチーズ、ヨーグルト等の乳製品を食べてしまったら、またそこから服用タイムが4時間後になる。
「飲み忘れたなら、今日はもういいんじゃない?」
と言っても
「少しでも血球を増やしたい」と、これだけは最後まで頑張って飲んでいた。