記念日と年中行事と文学者365日 ~三月十一日~
「パンダ発見の日」。1869年のこの日、中国・四川省の民家で、伝道中のフランス人神父アルマン・ダヴィドが、白と黒の奇妙な熊の毛皮を見せられ、これが、西洋でパンダが知られるきっかけとなります。
ダヴィドはパンダのレプリカ標本をパリの自然歴史博物館に送り、その1年後の1870年に、研究を進めたミレー・エドワードが、Ailaropoda-mlanoleucaという学名を附けました。
※以下のサイトを参照しています。
定考(こうじょう)
三月十一日。平安朝時代の公事で、諸司の六位以下の官人の器量と官職を考え合わせて、適否を定める。これに先立って、まず二月十一日に列見といって諸司六位以下の官人の式部・兵部の二省から引率して太政官にいたり、上卿がそれらの器量・容儀を試みる行事があり、次に四月七日にはその結果に基づき、芸能・行跡・勤務状態に応じて、適当な官職・階級を比定して奏上する擬階奏(ぎかいのそう)がある。
【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行
1936年(昭和11)夢野久作(ゆめのきゅうさく)・没 小説家。
【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』