記念日と年中行事と文学者365日 ~二月十九日~
「万国郵便連合加盟記念日」。1877(明治10)年のこの日、日本が、郵便の国際機関・万国郵便連合(UPU)に加盟しました。
万国郵便連合ができたのは1874(明治7)年で、日本は独立国としては世界で23番目、アジアでは最初に加盟しました。
戦前に一度脱退し、1948(昭和23)年6月1日に再加盟しています。
※以下のサイトを参照しています。
初午(はつうま)
二月の最初の午の日。またその日を祭日として行われる神事。代表的なのは稲荷の縁日で、京都伏見の稲荷神社の祭礼をはじめ、愛知県の豊川稲荷や各地の稲荷神社、またはその祠で初午祭が行われる。稲荷のほかに、観音詣でをこの日に行う所、道陸神(どうろくじん)の祭を行う土地もある。
初午にまつわる俗信んも少なくない。その一、二をあげると、初午の早い年は火事が多いという所が多く、また初午が二月五日前に来る年を寝馬とか伏せ馬といって豊年のしるし、六日以後ならはね馬といって不作などともいう。
※道陸神…道祖神。道路の悪霊を防いで行人を守護する神。日本では、「さえのかみ」と習合されてきた。くなとのかみ。たむけのかみ。
【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行
1964年(昭和39)尾﨑士郎(おざきしろう)・没 小説家。
【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』