見出し画像

山が呼んでいる

登山をしてみたい、と最近よく思います。
気づいたら人生後半戦に入っていて、山に向かえるのは心身それなりに元気なうちに、、と思いつつ、なんちゃってになりつつある筋肉を先に鍛え直さないと、などモヤモヤ考えてばかりで実行に移せていないままです。

先日、積読の山から抜き出したのはイタリアアルプスが舞台の「帰れない山」。
私と同年代くらいの著者の自伝的な作品で、
父親や親友との繋がりと、アルプスの山の描写が静かに、でも心に残る作品。原文のイタリア語はとても美しいそう。

次に手に取ったのも数年積読になっていた沢木耕太郎の「天路の旅人」。これは戦中から戦後チベットに10回以上行っていた日本人の話で、読み始めてから、そうだよね、めちゃくちゃ山の話じゃないか、と。遠いヒマラヤの山々を、過酷な状況の中何度も往復する実在の人物の話です。

当然ながら山の話なので、リンクする言葉も多く、ヒマラヤや鳥葬について、1.2週間の間に2回も読むなんて、、と不思議な気分でした。

山繋がりでいえば、数年前に入手した車のナンバー、当時は全く意識してなかったけれど、易では二つの山、の意味になるものでした。この車、都内走るより山に行きたかったんだろうなあと思います。山梨や長野の方に行く機会が増えて、この車のおかげでどれだけ世界が広かったか!

今年は有言実行、簡単なところからで良いから登山していきたいなあと思います。まずは低めの山からですけどね。

いいなと思ったら応援しよう!