【駅のベンチ探検隊】#20 新宿線 久米川(SS20)のベンチ
室町時代に道興というお坊さんがいました。
京都の聖護院門跡でしたが、1468年から2年がかりで現在の東北地方までに至るめぐり歩きにでます。
めぐり歩きの内容は紀行文としてまとめられ、「廻国雑記」の名前がついています。
江戸時代の様子を現代に伝える「江戸名所図会」という本の中にこの「廻国雑記」を引用しているページがあります。
くめくめ川といふところはべり。里の家々には井などもはべらで、ただこの川を汲みて、 朝夕もちひはべるとなんもうしければ、里人のくめくめ川とゆふぐれに