TOMO(日本茶旅人Savito)

いずみや茶舗代表、株式会社抽出舎 Satén Japanese teaの日本茶旅人。 旅で見つけたお茶を、自由気ままなお茶の旅人Savitoのつぶやきとして綴っていきます。 旅ノート Savito準備号は、2020年2月23日初版発行(フルカラーコピー50ページ)

TOMO(日本茶旅人Savito)

いずみや茶舗代表、株式会社抽出舎 Satén Japanese teaの日本茶旅人。 旅で見つけたお茶を、自由気ままなお茶の旅人Savitoのつぶやきとして綴っていきます。 旅ノート Savito準備号は、2020年2月23日初版発行(フルカラーコピー50ページ)

最近の記事

ほうじ茶の焙煎具合チェック

新茶が揃い始めた6月 日本茶カフェは、新茶テイスティングで忙しくなってきます そんな緑茶を毎日チェックしているSaténですが、 今回のメインは、新茶の茎を焙煎した”ほうじ茶”の焙煎度チェック チャの茎は、甘味があって大変美味しい部位。 茎茶でも十分に美味しいのですが、 その部分を焙煎してほうじ茶に仕上げると、 べっ甲飴やカラメル焼きのような、丸みを帯びた香ばしい甘さのお茶に仕上がります。 「緑茶を焙煎すればほうじ茶になる」 のは間違いないのですが、この「焙煎」という技

    • 銀座の煎茶堂東京さんへ

      今日は、仕事の専門書を買った帰りに、煎茶堂東京さんへ。 Twitterで流れてきたお茶が気になって、久しぶりに行ってみました。 昨今の情勢の関係で、アルコール消毒や来店予約、いつも目からもお茶を楽しませてくれた店内ディスプレイお茶(抽出液)はお休み中。 店内に入り、店員さんに「インスタの〇〇さんがあげてたお茶が気になった」ことを告げると、冷茶で試飲させてくれました。 その中で気になったのは、静岡県岡部の品種めいりょくと、お茶菓子に貴腐ワインレーズン 重ねても可愛い缶

      • 茶旅人のお仕事

        本日は、カフェの日本茶2020メニュー決め。 世の中には美味しいお茶がたくさん溢れていますが、お店のコンセプト、独自の淹れ方などとマッチさせるのは、非常に難しいです。 店舗イメージの共通項を持ちつつ、 バリエーションの幅を持たせ、 生産者や産地の個性を出すシングルオリジンの良さ、 お店らしさを出した通年ブレンド、 シーズン限定のスペシャルドリンク、 オリジナルアレンジティーなどなど、 星の数の茶葉から数種類を選んでいきます。 特に、飲食の場合、 コンセプトに対するイメー

        • 茶旅人のおうち時間

          ただいま外出自粛中、 お茶旅人は、まったりおうち時間を過ごしています。 はじめは太陽をほぼ浴びないで、 論文や過去の本を読み漁る日々だったのですが、 どうも睡魔が襲ってこないし、ストレスがたまる。 ということではじめたのは、ベランダカフェ。 カフェといっておりますが、 室内で食べていたことをベランダで行うという単純なスタイル。 1,000円ぐらいの折り畳みテーブルを持っていき、 100均一にあるマットを敷いて、 早速、お茶のあるランチ&おやつタイム。 うすっぺらく焼い

          色々な茶畑と茶園

          東海道新幹線を乗ったり、 ドライブで山道を走ったりすると、 たまに、茶畑スポットを発見することがあります。 意識していなかったり、 電車内でお弁当を食べてて見逃してしまう事もあるけれど、 よーく見てみると、 ひとことで茶畑・茶園といっても形は様々あることに気付きます。 京都府和束町の茶畑はこんな一面が緑の美しい景色もあれば、 こんな風に茶樹がすっぽりと覆われて、緑が見えないこともあります。 もし、観光で茶畑を見に行った人がいたとしたら、びっくりしてしまうかもしれないです

          徳島県の上勝晩茶 ~製法編~

          日本茶インストラクター四国支部の研修で、 上勝晩茶の製法を学んだ時のメモ 現地では上勝晩茶の作り方が書かれている本も売っていました (個人的に行った時にゲットしてたので、ゴリゴリに予習してから研修に臨みました) 今もその本は売っているのかな? 本の名前を度忘れしたので、思い出したら編集で追記します 【上勝晩茶/阿波晩茶の製法】※現地体験と作り方の本を参考に ①茶葉を摘む 6~8月中旬頃の硬化した茶葉を年に一度だけ手摘みする 茶葉は根元から先端まで、すべの茶を摘み取る (

          徳島県の上勝晩茶 ~製法編~

          茶旅人のnote

          茶と聞けば、全国どこへでも移動する茶旅人 今は自宅でのんびりな日々なので、 ふだん、自分でも解読できない殴り書きnoteを ここで公開していけたらなと思っています まずは、 友達の住んでいる徳島県三好市 写真の場所は、 徳島市から1時間40分ほど四国の中央部に向かったところの山中 石がごろごろしているので、 うっかりすると転げ落ちてしまいそうな場所 写真のように整っているかまぼこのような形もあれば、 黄緑、黄色、ちょっと赤が混ざった緑など、 自然の縞模様ができた茶畑も