【杉原記念館を守り隊 メンバーの想い No.5】
カウナス・杉原記念館を守り隊のはなです!
私たちは、リトアニア・カウナスにある杉原記念館を存続させるためのクラウドファンディング(CF)を行っています。
企画終了まで約2週間を残した9月18日、皆さまのおかげで目標金額を達成しました!ありがとうございます!!
こちらのnoteでは、引き続き、CFページでは書ききれなかった杉原さんやリトアニアへの想いを伝えていくインタビューを掲載していきます。
5人目は、動画の翻訳と地方自治体への協力連絡を担当する、ひろです!
思いもよらない共通点
は)CF参加のきっかけは何ですか?
ひ)関わり始めた発端は、知人の西山さんから翻訳チームに誘われたからです。(西山さんのインタビューはこちら)
私は名古屋市出身なのですが、杉原さんは高校時代を名古屋で過ごしていた方で、地元では子供の頃から学校で教わるゆかりの人でした。
そのため、もともと杉原さんの功績については知っていましたが、翻訳のために詳しく調べるうちに実は出身大学も同じだと知り、思わぬ共通点にご縁を感じて翻訳作業終了後もプロジェクトを続投することにしました。
翻訳のほか、プロジェクトスタート後は、杉原さんと関わりのある自治体への連絡役などを務めました。
公共性・公平性の観点から、自治体の協力をいただくのは難しいと思っていましたが、協力的な自治体が多く、中にはわざわざ電話をくださった自治体もあり、とても心強く感じました。
後世のため記念館を残したい
は)このプロジェクトへの想いを教えてください。
ひ)日本の近現代史は負の側面と思っていますが、こうした大きなマイナスの流れの中でも、国際的な貢献をした杉原さんのような人がいたことを知っていることが重要だと考えています。
私はたまたま所縁ある土地で育ったためか、彼のことを知っていましたが、日本全体で見れば杉原さんの功績はまだまだ着目されていないのが現実です。
記念館がなくなるということは、より認知の機会が減ってしまうことに繋がるので、記憶として後世に残していくためにも記念館を残したいと考えています。
このCFがこれからの支援のきっかけになれば
ひ)CFを始めて気がついたのですが、参考として調べていた他のCF企画よりも、初めてCFに参加する支援者さんが多いように思います。
は)確かに、いただいたコメントのステータス欄にも「1件の支援者です」という記載がある方はとても多いですね。
ひ)そうなんです。CF開始当初はリターンも形として残る物は設定がなく、ほぼ寄付に近い状態で賛同してくれる方がプロジェクトを支えてくれました。
後半、メディアで取り上げていただけるようになるにつれ、初めて支援として登録してくれる方が増えたように感じました。
コロナ難しい状況にある日本ゆかりの施設は、世界には他にもあるかもしれません。ですから、今回のCFきっかけに他の施設にも目が向いて、次の支援に繋がれば良いなと思います。
は)ひろさんをはじめ、西山さんや前回のインタビューに登場した森山くん(森山くんのインタビューはこちら)は20代半ばのプロジェクト最若手の世代です。
そんな彼らが、今回のCFを通して次の支援まで視野に入れた考えを持って発信してくれるのは、仲間ながら頼もしい限りです!
冒頭でも述べた通り、皆さまの応援のお陰で目標金額を達成することができました!ありがとうございます!!
残り約2週間で少しでも多くの方に杉原さんの功績と、記念館の現状を知ってもらえるように努めていきます。
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