仕事納めからの金沢1泊
月曜〜木曜日
もう少しだけ踏ん張れば金沢で高級寿司にありつける。
思う存分地酒も器も買い歩ける。
ということで、今週は忙しいし、風邪ひきさんだらけの職場に毎日出勤し、気合いで乗り切り、今年最後の一人旅を完遂させた!
2025年、私は頑張ったんだよ。洗濯、掃除、料理、そして仕事。
日々の食事はこんな感じ。
クリスマスはまったり家でボルドーワイン飲んで寝てた。
25日の夕方、丸の内線が運休になったため、EATALY のバルで時間を潰した。周りは運休に関係なく一人で食事してる人も多く、クリスマスに全振りしていない人の自然な立ち振る舞いが心地よかった。私はこんな不意の出来事で駅構内でちょっと一杯飲んでシチュエーションが好き。
木曜ギリギリまで、挨拶回りや年末行事のコンテンツづくりを行い、無事仕事を終えた。
金沢
金曜日。有給をとり朝から金沢へ。今回はうまい寿司で「飛ぶ」のが目的なので夕方まで街をぷらぷらしといた。
それ以外の目的は九谷焼と地酒の大人買い。
賞与も入ったし、パーっと、とは断言できないが、そこそこ予算を付けといた。
器(めちゃ素敵)、酒は福光屋と農口尚彦研究所、手取川や宗幻などお目当てのものをごそっと買ったので、早々にチエックインしていったん昼寝。
ラグジュアリーホテルだけど、朝食付きで2万ちょっとで予約できた。お部屋は私にはもったいないぐらいの広さ。そしてバスローブやスリッパに至るまでパーフェクト。もうこのホテルの虜です。次も絶対ここがいい!
5時過ぎ、タクシーでひがし茶屋街のお寿司屋さんへ。夜の茶屋街はとにかく真っ暗。街灯すらほぼない(京都とは違うとこ)。
飲食店以外の店は早々に閉まるので、お寿司屋さんまでの時間潰しに苦労した。寒いし、暗いし。そして雨からみぞれ雪に変わり若干心も萎えた。
やっと予約時刻になって入店。店選びは直感でこちらの風情あるお店にした。
つまみも握りにも、終始うっとりしっぱなしだった。私もアラフィフなんだしこれぐらいいっしょ。
お酒は『勝駒』にした。気にいったので買って帰りたかったが、市内で購入できる店舗は限られており今回は断念。まあ、それ以外にしこたま買ったので春まで日本酒には困らないだろう。
一人なのでそんなにたくさん食べられないので程よい感じで店を後にした。このお店の大将はまだ20代にも見えるとても若い職人さん。会話はまだぎこちないところもあるけどまさに天職に邁進する青年が眩しかった。
そういえば、最近すぐ頑張ってる若者に眩しい、眩しい言うてるので、老化の現象の一部だと思う。安易に「眩しい」を口にするのは控えよう。
とにかく真っ暗な茶屋街を抜けてタクシーでホテルに戻る。一杯だけとバーでモヒートをゆっくり飲み、部屋に戻ったが、お風呂の後はバタンキューで記憶を失っていた。
よく寝た。
翌朝はハイアットセントリックの売りのビュッフェに。たしかに品数も味もいいのだが、いかんせんインバウンド客が多すぎてゆっくり食べてる余裕はなかった。
朝食を早々に片付け、チェックアウトは12時なのでそれまでベッドでまったり。何気なく付けたTVで『団地の二人』をずーっと視聴した。
たしかに世界観はいいけど、古い団地・高齢の住人ばかりなのに部屋のインテリアがおしゃれすぎて、リアリティーが乏しく、没入はしなかった。あと、キョンキョンがキョンキョンすぎるのも鼻についた。
みぞれ雪の中、駅構内で買い物をするがあまりにもやる気がないのでリフレクソロジーに行ってみた。ガチガチの足首と老廃物だらけの首をながしてもらいスッキリ。
元気を取り戻したので、農口尚彦研究所立ち飲みバーに行って利酒。さらに気持ちよさに拍車をかけフィニッシュを迎えた。
新幹線の中は当然爆睡。昼は抜いたので、家に着く頃、ちょうどお腹が空いており、お風呂の後マルちゃん製麺にレンチン鶏チャーシューをトッピングして食べた。もうすっかり日常。でもこれが落ち着く。
実は今回の旅で奇跡的な遭遇があった。詳しくは書けないが、なぜここの店でこのひとに?と言うタイミングだった。
その話は九谷焼と日本酒が届いたら解説します。
にしても風邪ひかないでよかった。ずっと食事も酒もおいしくいただけて幸せだったな。
金沢高級寿司一人旅、夏にも行っちゃうかも。来年も旅をしたい。