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こんな社員になりなさい!(染谷和巳)
研修時、課題図書として提示されたこの本。
社会のマナーとかそんなものではなく
心構えや考え方を説くような本であった。
読む前は、こんなものを読んでなにになるのかと考えていたが、思いの外面白く、共感できる部分も多々。
とても勉強になった。
今、読んでみて感じた違和感は
数年後また読み返したときに「あたりまえのことだ」と感じられるのだろうか。
それこそ、学生から社会人へ。
自分の成長を感じら
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神(水野敬也)
せやからワシが自分の退路断つために、
借金こしらえてきてやったんやがな
夢をかなえるゾウ2も相変わらず面白い。
今回は夢を追い求めてサラリーマンから一転、8年間二流芸人をしている西野を主役に、
ガネーシャ、貧乏神、釈迦らが西野に大切なことを気づかせていくお話であった。
とにかく貧乏を好む金無幸子がこの本にいい味を出す最大のスパイスである。
自分が困っているときに、
困っている人を助ける
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話(坪田信貴)
でも、僕のその後の印象は、実は悪くありませんでした。
最初に僕がいつもするように「じゃあ、よろしくお願いします」と深々と挨拶すると、その子もぺこりと頭を下げ、「よろしくお願いします」と挨拶を返してきたからです。
それで、塾での指導経験が長い僕にはすぐわかりました。
「あ、この子、見た目はドギツイけど、根はめちゃくちゃいい子だな」
主人公のさやかちゃんがここまで成長できた理由は大きく3つ。
21世紀を生き抜く3+1の力(佐々木裕子)
2050年の未来を想像し、
その未来を生き抜くスキルについて語る
題名に記された「3+1の力」
それは
・考える力
・共創する力
・進化する力
であり、
そのどの力を発揮するにも共通して軸足に置かなければいけない本質的な問いとして
「自分が目指したいものは何か」
を明確に持つことだと主張した。
この本を読んで私は
一生懸命でいいんだ。
と思えたことが1番よかった。
近々のコロナウイルスの状況
壁を乗り越える論語塾(安岡定子)
よき言葉は読んで理解するだけでは勿体ない
自分の人生に活かしてこそ
本当に価値のあるものになる
ティーン向けに論語を紹介した本。
表紙が可愛くてつい手に取ってしまった。
孔子の目指す理想の人物像は
自分の身を修め、身につけた知識や能力は人のために使う。常に余裕を持ち、実行する時には思いやりや誠実さを忘れない。
というもの。
君子に三変有り。
ー君子には三つの変化がある
之を望めば儼然たり。
カシオペアの丘で 下 (重松清)
幸せってなんだろう
許すってなんだろう
本を読みながら泣いた。
色んなことを考えて泣いた。
自分と親とのこと
自分が今までやってきたこと
自分が今まで後悔してきたこと
幸せってなんだろう
自分が死ぬ時周りに居てくれる人って誰なんだろう
悲しんでくれる人って誰なんだろう
声をかけてくれる人って誰なんだろう
声をかけたい人って誰だろう
カシオペアの丘で
いつか満点の星空を眺めたい。
なぜ、この人と話をすると楽になるのか (吉田尚記)
コミュニケーションの目的は
ポジティブな感覚を得ることである
決して情報の伝達ではない
コミュニケーションは「ゲーム」だ
参加者全員による「協力プレー」
敵は「気まずさ」
ゲームを楽にプレーするには
「まず訊くことがあって、相手に喋ってもらって、その話を聞く」こと。
だから自己顕示欲は要らない。
言葉は自分のものではなく、相手のためにある。
喋ってくれた事柄に対して、どう動いて対応するかが大切
大切にするから大切になる
キミたちはキレイだね。だけど、まだ中身がない。
だれもキミたちのために死のうとは思わないはずだからね。
もちろん、通りすがりの人が見たらボクのバラも君たちもまったく同じに見えるだろう。
だけど、キミたちを全部合わせたとしても、ボクのバラにはかなわない。あのバラは、たった一輪でも、キミたち全員より重要なんだ。
なぜなら、ボクが、水をやったり、ついたてを立てたり、ガラスの器をかぶせたりして世話をしたか