鰹節エンターテイメント
何年振りだろうか、2回目のかつお食堂。ここのお姉様はとにかく鰹に対する熱量がすごい!日本の文化である鰹節が担い手が少なくなり危機的な状況にある。でもこの素晴らしい文化は何としても残すべきだ。ミュージアムを作りたい!この本枯節は味わいがすごい。カンナの刃は毎日メンテナンスなどなど。とにかくあらゆる情報が山のように飛んでくる。ゲストはその熱量におーーっと圧倒され、そしてその情報がまた美味い鰹節をより一層美味くする。
熱々のご飯に鰹節を使ったフレーク状のふりかけをまぶす。そして目の前で本枯節をお姉さん自らカンナで削ってくれるライブパフォーマンス。それをはみ出る勢いでズドーンと白米に載せて完成。
本枯節は噛めば噛むほど味が広がる。本来はお客に出さない圧削りも頂いたが、これだけで酒が飲めるのではないかという美味さ。塩や鰹出汁の醤油などをかけながら楽しむ。
周りをカビ漬けすることで発酵を促し、より水分が抜けて味が凝縮する。濃厚な鰹節体験、日本人ならぜひ知っておきたい貴重な食文化だ。
本枯節が茶碗になくなりそうになると今度は発酵させていないいわゆる花カツオをご飯の上にどん!味噌汁にもどん!
圧倒的な鰹節エンターテイメント。朝サウナのあとの朝食にもってこいだ。