①[ライブまとめ】20年前、スタバでバイトしてた。(求人応募~本部での研修終了までの話。)
◎今回の動画のリンクはこちら。
Instagramのライブ配信でお絵描きお喋りしました。
1時間20分くらいあります。
パソコン作業などの作業用BGMにぴったりです。
↓↓↓
このライブ配信で喋りながら描いたイラストとその時の小話を、今からご紹介します。
約1時間ちょっとの配信で、10枚のイラスト描いてます。
☕動画の流れ☕
4:05 話し始め
6:30 スタバの話始まり
8:30 ①スタバを飲んだことがないのにすたばのバイトの求人に応募したサウナ猫。
14:27 ②スタバの店舗で店長と面接。
21:10 ③スタバの本部で研修開始。
27:00 ④バイトでここまできっちり研修する企業ある?
31:40 ⑤新人研修用のテキストがある。
35:40 ⑥ここでめちゃめちゃたたきこまれるスタバの理念「サードプレイス」とは?
40:40 ⑦新人たち緊張の中、発言しまくる興味津々のサウナ猫。
44:32 ⑧スタバではおなじみのワード「パッション」。
51:30 ⑨本部にはドリンク作り体験の部屋がある。
1:02:11 ⑩店舗デビュー後もまだ続く研修。
スタバの注文のメモ方法。
1:10:25 今日の①から⑩を振り返る。
1:20:12 今日の内容をnoteでまとめるおしらせ。
忙しい人は「1:10:25 今日の①から⑩を振り返る。」だけ観て下さい。
〈第1話〉20年前、スタバでバイトしてた。
①スタバを飲んだことがないのに、スタバのバイトに応募したサウナ猫。
この頃20歳位のサウナ猫。
大阪のアメ村や心斎橋によく行ってたサウナ猫は、「このあたりでバイトすれば交通費が出るから無料でアメ村に行ける」、と思って、仕事を探しました。
当時、まだスターバックスの存在を知らなかったサウナ猫は、スタバのことを知らないくせに、スタバの入り口に貼ってあった求人のポスターを見つけます。
カフェとかカプチーノとか、そういうのが流行ってた時期だったんですよね。
20歳とかのオシャレなことに敏感なサウナ猫は、そのスタバの求人に応募することにしました。
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ちょっとここで、賃金の小話。
この時の時給って800円台だったと思うんですよ。
で、サウナ猫は今スーパーのパートさんで、時給1,000円ちょっととかで働いてるんです。
最低賃金って地域によって違いますけどね。だいたい最低賃金に近い感じです。
で、先日友人と遊びに行った時に友人が「りくろーおじさんのチーズケーキ買って帰る」って言ったので、大阪の大丸の地下のりくろーおじさんのケーキ売り場に一緒に並んだんですよ。
私が20歳の頃、その時すでにりくろーおじさんって存在したんです。
りくろーおじさんのチーズケーキって1ホール500円から始まってるんですけど、今は原材料の価格高騰もあり、500円だったりくろーおじさんは1,000円くらいになってたんですね。
その時友人に、「りくろー計算でいくと物価2倍になってるのに、最低賃金が200円位しか上がってないってやばない?笑」って話をしてました。
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サウナ猫はこの求人を見た時、スターバックスの存在を知らなかったのにバイトの求人に応募したわけですが、スタバのドリンクを飲んだことがないまま面接を迎えることになります。
②スタバの店舗で店長と面接。
この時の面接は、なんと店舗の客席で行いました。
その後も面接は誰が来ても店舗の客席で行っていました。
配信後に思い出したのですが、テラス席で面接してもらったんだったと思います。
その時の店長さんは男性でした。
面接は普通のバイトの面接。
履歴書をわたして、店長さんから質問されて、その質問に答えていくという、極々普通のバイトの面接です。
面接ってあんまり緊張しないサウナ猫なんですけど、この時恐れていたことは、「スタバのドリンクについて聞かれたらどうしよう」ってことでした。
①でもお話しましたが、サウナ猫はスタバのドリンクを飲んだことないまま求人に応募して、面接受けに来てるんで。
そのくらい飲んどけよ!て思いますよね。
無事に面接が終わって、まぁ受かるやろなぁという手応えと共に帰宅。
後日、採用の電話がかかってきて、無事スタバのパートナーさんとして働き始めることになりました。
③スタバの大阪の本部で研修開始。同じタイミングで入社した新人バイトで10回のグループワーク(ドリンク作り体験あり)。
スタバの新人研修って、まず、そのエリアの本部みたいなところで10回のグループワークに参加するところから始まります。
これは20年前の話なので、今は違ってるかもしれません。
サウナ猫の場合は、大阪駅にある本部のオフィスで研修を受けました。
このエリア内でその時面接に受かった人たちが集められます。
少ない時で3人くらい、多い時で10人くらい、一緒に研修を受けてました。
それぞれのシフトの都合があるので、毎回同じメンバーではないんです。
10回のグループワークの内容は、専用のテキストと共に、主にスタバの理念や接客をするにあたっての心構えみたいなこととかがメインだったと思います。
最後の方で、ドリンク作りの体験をするというのが1枠ありました。
研修を教えてくれるのは社員さんでした。
新人研修する為の勉強をしてる社員さんだと思います。
④バイトにここまできっちり研修する企業、他にありますか?
とにかくスタバでは、新人研修だけではなく、研修のカリキュラムが物凄くきちんとできているんですよね。
共通のテキストもしっかり作りこまれてますし。
だからここまで準備されてたら、みんなめちゃくちゃ真剣に研修受けるんですよ。
私も真剣に研修受けてました。
サウナ猫はいくつかバイトしてましたが、ここまできっちり研修を受けたのはスタバだけですね。
外資の大企業ならでは?なのか?
この記事を読んでる経営者の方いらっしゃったら、もしスタバでバイト経験のある人が面接にきたら、採用した方がいいと思います。
マクドナルドのバイト経験があると就職に有利っていう話って、昔から言われてますが、スタバもそのレベルのバイトだと思います。
⑤新人研修用のテキストがある。
「新人研修用のテキスト(名称不明)」がきちんと用意されていて、それが全員に配られます。
そのテキストに沿って、全10回のグループワークが進んでいきます。
自分で書きこむところとかもありました。
適当なペラペラの紙ではなく、きちんとテキストとしてのマニュアル本のようなものなんです。
スタバって、こういうのを作成する部署があるのかもしれないですね。
新人研修用のテキスト以外にも、そういうマニュアル本みたいなのは本当にきちんと作りこまれてたので。
この新人研修用のテキストのおかげで、スタバのバイトに採用された人たちは、スタバの理念やスタバが接客をするにあたって大切にしてることなどを、確実に漏れがなく学ぶことになるんですよ。
企業のマニュアル本の存在の重要さを、本当に感じますね。
次の⑥でスタバの理念について話しますが、その「企業の理念の言語化」って本当に大事だと思います。
細かいマニュアル本を作れないとしても、「うちの会社は◎◎を大事にしています」というのを一言で表現できるっていうのは重要ですね。
起業する人で、「うちの会社は◎◎をモットーとして活動しています」っていうのをきちんと言語化できてる人は、成功しやすいかもしれないです。
⑥ここでめちゃめちゃたたきこまれるスタバの理念。「サードプレイス」とは?
出ました。「サードプレイス」。
サードプレイスというのは、"3rd place"、要するに、「3番目の場所」ってことです。
ということは、1番目と2番目の場所があるというわけなのですが、
1番目の場所=家、自宅。自分が必ず戻ってくる場所です。
2番目の場所=職場や学校など、自分の生活の中で家以外でよく行ってる場所ですね。
人は基本的に、1と2の場所を往復する生活というのをしているんです。
そこで、スタバは3番目の場所「サードプレイス」を目指すんですね。
みんなにとっての、3番目の場所。
自宅と職場の往復、その中で、スタバはみんなが落ち着ける居場所という存在を目指すんです。これが上のイラストの図ですね。
最近、snsで炎上してた話があります。
内容を簡単にまとめると「スタバで珈琲1杯で長時間パソコンしたり勉強するのやめて」と言う内容でした。
そのコメントに対して、書かれていたことがあって、その内容が「スタバはそういう居場所作りを目指してるので実は全然オッケーなんですよ」ということでした。
これを書いた人は、おそらくスタバの勤務経験がある人で、「サードプレイス」のことを知ってる人だと思います。
スタバは客席の回転が本当に悪いと思いますが、それも加味しての値段設定なのかな?と思ったりしてます。
あとフラペチーノにめちゃくちゃ力入れてますが、そのあたりも稼ぎやすかったりするのかなとか。
もしかしたら店長は、上から売り上げの事とか言われてるかもしれませんが、基本的には「サードプレイス」という理念があるので、スタバ店員はパソコンしてる人に対して、早く帰ってくれ~、というのは全く思ってません。
サウナ猫からしたら「スタバにきてまで作業してて大変すぎるなぁ、おつかれさまやわ…」て感じでした。
この「サードプレイス」というのを、新人研修の時に必ず教えられます。
入社してすぐに企業が目指してるところはどこか?というのを、皆共有するので、店舗で働いてる時も、やはり皆同じ方向に向かって働いてました。
だからスタバは物凄く働きやすい職場でした。
何か起業したい!ていう人は、まずは企業理念の言語化をすることをした方がいいと思います。
これがきっちり言語化されていると、後に従業員が増えるというようなことがあっても、その企業に所属する人はみんな同じ方向を向かって働いてくれるはずです。
⑦グループワークで新人たち緊張の中、発言しまくる興味津々のサウナ猫。
新人研修でグループワークがあるとか、何か発言しないといけない瞬間があるとかなんてね、そんなこと誰も知らずにスタバに入社してるんですよね。
基本的にそういう、人前で何か発言するってできないじゃないです。
それに初対面のメンバーの中でね。
そんな中で発言しまくるサウナ猫という猫がおったんですよ。
もうとにかく、スタバが教えてくれることに興味津々。
こういう難しい話みたいなのって、子供の頃からしたくてしたくて。
会議とか何か発表する場で、発言できないってパターンめっちゃあると思うんですけど、サウナ猫はすぐ発言してしまうんですね。
こういう場はね、発言した方がいいんですよ。
研修してくれてた社員さんは助かったかもしれません。
もうそのグループワークで喋ってるの、その社員さんか謎のサウナ猫という女だけみたいなことになっていました。
もうどこでもそんなんだから、浮いてると思います。
こんなんだから、学校や社会でうまくやっていけないんですよね。
真面目とか素直さとかを世の中は求めてきますが、実際にそうすると社会でやっていけないという。
世の中、矛盾だらけですよね。
でもスタバはそいうサウナ猫すらも受け止める器量のある企業で、寧ろその部分をのばしてくれる、みたいな場所でした。
店舗で働いてた時に物凄く優秀な店長がいた時期があったのですが、その店長は、それぞれ個性のあるみんなのやる気を、うまいことその人にあった方法でのばして、バイトや部下を育ててくれました。
みんなのやる気が良い方向にのびていくので、売り上げも上がりましたし。
本当に働きやすかったです。
スタバの理念のしっかりとした言語化と、各種マニュアルや研修内容のカリキュラムの組み方など、大企業が成功する秘訣の全てがスタバには詰め込まれてるなぁと、今になって感じますね。
⑧スタバで働いてるとよく出てくるワード。「パッション」とは?
「パッション」。「Passion」。「情熱を持って」。
スタバで働いてると「パッション」という言葉がよく出てきます。
この「パッション」という言葉も、全員に浸透してるワードですね。
このひとことで、皆が働く方向が共有できるのです。
サウナ猫が働いてた店舗はとにかく忙しかったので、入社1年後には「パッションなんていうてられへん!」みたいな、「パッションて!w」て、まぁ大阪のノリで友達と笑ってたりしてました。
でもそんなこと言うてますけど、もう私たちには「パッション」が完全に染みついてるので、問題ありません。
すごいですよね。
たったひとつのワードで、個性的な多くのバイトの働き方をまとめるのですから。
⑨本部にはドリンク作り体験の為の部屋がある。
新人研修の終わりの方で、初めてドリンクを作りました。
オフィスの1室に、店舗においてあるエスプレッソマシンやミル、コーヒーメーカーなど、すべてが揃っています。
なんとまだスタバを飲んだことがなかったサウナ猫は、飲んだことがないスタバのドリンクを、飲むより先に作ることになります。
先生がデモンストレーションでいくつか作ってくれて、で私たちに何作りたいかと聞いてきて、それぞれが先生に教わりながら作る、という流れだったかと思います。
サウナ猫は何を作ったかは忘れましたが、どうせなら手順が難しそうなドリンクを作りたいと思った記憶があります。
スチームミルクを作るのも、エスプレッソを淹れるのも初体験。
20年前、スタバのエスプレッソマシンはまだ手動だったんです。
そのエスプレッソマシンはマルゾッコという機種でした。
現在ではスタバのエスプレッソマシンはミルもセットになって全自動になっています。
私がスタバにいた時は、ミルとエスプレッソマシンは別々に存在していました。
そして全て手動。
だから、バリスタによって味のバラつきが凄かったと思います。
今はスチームミルクは手動のままなので、味のバラつきがあるとすれば、スチームミルクの出来がどうか、というそこだけかなと。
サウナ猫は3年位スタバに在籍していたのですが、その途中から、スタバのエスプレッソマシンが自動のものに入れ替わり始めていました。
その時いたメンバーはそれを物凄く嫌がっていました。
バリスタしてて一番楽しい作業が自動になる、というのを、全員が嫌がっていました。
私が退職するまで、その自動のエスプレッソマシンは導入されないままだったのですが、今現在に至るまでに、スタバのエスプレッソマシンは2回は変わってると思います。
この手動でドリンクを淹れてた時代の話は、後日のライブ配信でします。
⑩10回のグループワーク終了後、晴れて店舗デビュー!しかし…!
しかし…!
店舗でまた研修が始まります!
店舗では、レジ業務、全てのドリンクの作り方、ペストリーの取り扱い、仕込み、洗い物、珈琲豆の管理、スタバの物販のことなど。
店舗でバイトが行う作業を、研修で覚えていきます。
その店舗での研修は、バイト内で新人研修をしてもいい資格を持った人がつきっきりで教えてくれます。
本当に、スタバは一度入社した人間大事にしてくれます。
ひとり立ちできるまで、しっかりサポート。
この記事を読んでる人で、今バイト探してるって人がいたら、スタバは企業側が新人のサポートをきっちりしてるのでオススメです。
但し、コーヒーでアレルギー出るとか、体調が悪くなる人はやめておいてください。
このイラストは20年前は注文を紙コップとプラカップに直接ペンで書いてましたっていう説明の図です。
今は注文を受けたらレジと連動してるプリンターみたいなものから、注文内容が記載されたシールが出てきて、それを紙コップに貼る、というやり方に変わってますね。
このことも後日、配信でお話します。
今回の配信は、以上です!
◎しばらくはInstagramでライブ配信。その内容をnoteの記事にするという流れでいきます。
本当はYouTubeライブに移行したいのですが、しばらくはInstagramでのライブ配信でやっていきます。
毎回テーマを決めて、だいたい1時間くらいの配信にします。
その配信中に描いたイラストをnoteでまとめます。
色々試行錯誤中なので、配信方法などは今後変更する可能性大です。
その際は、XやInstagramのストーリーズ、noteのつぶやきでお知らせします。
各種snsのフォローしていただけると助かります。
Instagram @saunaneko.manga
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ではまた!