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自宅サウナの電気代

自宅にサウナが完成してから早数ヶ月経ちました。
快適なサウナライフを送っていますが、ときどき聞かれるのがサウナの電気代です。

サウナを使うと電気代が高いですか?安いですか?と聞かれれば、安くはありませんが、恐ろしく高いわけでもないというのが答えです。

サウナだけの電気代というのはわかりませんが、サウナを使用した時間帯の電気使用量を見てみると、サウナの電源を入れた最初の1時間は2〜3kWhその次は1.5〜2kWhくらいの値が記録されています。

東京電力のサイトによると、従量電灯Bだと最初の120kWhまでは1kWhあたり19.88円、120kWhから300kWhまでは26.48年、300kWhを越えると30.57円となっているので、中間の120kWhから300kWhの単価を採用すると、サウナ1時間あたりの電気代はだいたい50円くらいと考えるのが良さそうです。

サウナの電源を入れている時間は2〜4時間くらいなので、1回あたり3時間ということにすると、1回のサウナ使用でかかる電気代は(高めに見積もって)150円ということになります。意外と安いと思いませんか?

例えば、都内の銭湯は大人1人で480円(税込)です。これにサウナ料金を付けると、だいたい700円〜800円になります。1回あたりの料金だと自宅サウナが大幅に安いことになりますが、自宅サウナだと初期投資が結構な額になります。仮に、自宅サウナが200万円だったとしたら、何回入れば元が取れるのでしょうか?

次の通り計算してみました。
まず、自宅サウナは初期投資2,000,000円に加えて、1回使用するごとに150円として計算します。
銭湯は、初期投資は当然0円です。1回使用するごとに800円としました。

計算の結果、2,500回目で銭湯のコストが2,000,000円に達しました。そして、3,077回目でついに銭湯のコストが自宅サウナを上回りました。自宅にサウナを設置したみなさん、設置を検討しているみなさん、サウナにかかるコストは3,077回目で元が取れることになります。ただし、銭湯サウナに加えて、もっとおしゃれな高いサウナに通う方であればもっと早く元がとれることになります。仮に1回3,000円のサウナで試算すると、500回の時点でコストは1,500,000万円に到達します。そして、702回目で自宅サウナのコストを上回りました

こういう比較をすると、圧倒的に自宅サウナのコストが高いように感じる方も大勢いると思いますが、自宅にサウナを設置する人にとって、自宅にサウナがあることはコスト以上のメリットがあってのことだと思います。誰にも気兼ねせずに入れるとか、いつでも入れるとか、好きな温度・湿度に設定できるとか、好きなときにロウリュできるとか、挙げたらきりがありません。コストの計算も大事ですが、それ以上になぜサウナが必要なのかをよく考えて設置を決めるのが良さそうです。

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