みちのく浴場のはなし
青森市金沢4丁目にある銭湯です。
サフレから、『あそこは一回行ってみたほうがいいよ』と何度も言われていたので、満を辞して。
今年の青森は例年稀に見る豪雪の年で、みちのく浴場までの道のりもアフロードアトラクションのようにガタガタ。
雪道の車の運転は疲れるので、ゆっくりお湯に浸かって休もうと強く思いました。笑
入口で下駄箱に靴をしまい、男湯の扉をくぐります。
すぐ右に番台があって、お金を払って入場。
番台の目の前には脱衣所、その奥には浴室が広がります。
番台のおば…お姉さんからはナニからナニまで全て丸見え。
脱衣所はロッカーも特になく、除菌済みのカゴが積み重ねてあります。
そこに荷物、脱いだ服を入れて浴室へ。
洗い場のシャワーはかなりの数。
浴槽はあつ湯、バイブラの湯、ジェットバスの深めの寝湯。
からだを速やかに清めてサウナへ。
サ室は2段の小さめのお部屋。
4~5人くらいのサ室に小さめのストーブ。
これこれ!って感じのバランス。
少しドライ気味で、温度は温度計によると98度。
体感はもう少し低めですが、ちょうど良い狭さのサ室なのでストーブのパワーがどこにいても感じられてしっかり蒸されます。
水風呂は1人用サイズが一つ。
ライオンの顔を模した蛇口からの水と、向かい壁につけられたシャワーを水風呂に突っ込んで冷やされた水は体感15度くらいで気持ちいい!
3方を天井までの壁に囲まれてちょうどいい閉塞感により、水風呂のみに没入できます。
外気浴は脱衣所に2台あるリクライニングソファで。
オットマン付きで最高の姿勢になれます。
サウナハットを深めにかぶって、イヤホンでとくさしけんごさんのミュージックをかけると、もうそこは自分だけの世界。
他では感じたことのない多幸感と快感が音楽と主に押し寄せてきました。
これを4セット。
狭いサウナだからこそサウナー同士の会話が自然に生まれたり、昔ながらの銭湯スタイルにノスタルジーな想いを馳せたりと、自分のすきなコトを再認識させてくれる素敵な銭湯でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?