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【色んなサウナに行ってきた話#02】登別グランドホテル

群馬でサウナ施工をしているサウナ愛好家スタッフが全国各地のサウナについてお話します。

今回行ってきたのは北海道の登別にある‘’登別グランドホテル“。

サウナ版ミシュランと呼ばれる【今行くべき全国のサウナ施設サウナシュラン 2023】に選出され、登別グランドホテルは第5位に入選した注目の集まるサウナです。


湯の国登別温泉

サウナはもちろんですが、ここはさまざま温泉が湧く活火山の大地『北海道』ということを忘れてはいけません。

美人の湯として有名な硫黄の湯。
赤湯と言われ貧血に効果があると言われる鉄泉。
熱の湯と言われ保温力が高く湯冷めがしにくい食塩泉。

さまざまな泉質の温泉があり、温泉のデパートと言われるほど豊かな温泉の種類を楽しめることでも有名です。

創業当時のモダンスタイルを今に引き継ぐ ローマ風大浴場
(登別グランドホテル様HPから画像を引用)

温泉だけでも満足できそうですね!

110℃の『鬼サウナ』

登別と言えば鬼。
登別地獄谷は、「温泉のデパート」と呼ばれるほど多種多様な泉質のお湯が湧出する源泉地です。

白い湯けむりを上げながら温泉が湧き出ていることから「地獄」を連想するようになり、「地獄といえば鬼!」となって登別と鬼の関係が生まれたそうです。

そんな‘’鬼‘’をモチーフにした『鬼サウナ』
100℃越えの高温設定のなか、鬼のこん棒を模したサウナストーブから30分毎のオートロウリュが行われ、まさにサウナ室は灼熱地獄です。

ロウリュを行えるサウナでここまで熱いのは珍しく、まさに鬼のような熱さです。鬼サウナの最強の高温高湿度で温められた身体は、冷たい水風呂を求め、更なるサウナ体験を味わうことができます。

しかし、ただ熱いだけではありません。
サウナ室の外観は地獄⾕の崖のような岩肌を採⽤し、まるで⻤の棲み家のような荒々しさを表現しているようでした。
サウナ室内から露天風呂の滝を眺めることもでき、景観にもこだわりを感じました。

「ととのえ親⽅」こと松尾⼤⽒監修の鬼サウナ
(登別グランドホテル様HPから画像を引用)

セルフウィスキング、清流サウナ

温度は80℃前後ですが、体感はもっと熱く感じるほどの湿度です。
ここではセルフロウリュが可能で、体感温度を好きに調整できます。

ここ数年でセルフロウリュができる施設は増えましたが、清流サウナでは珍しくセルフウィスキングができます。
スタッフKも何度かウィスキングを体験したことがありますが、ヴィヒタの爽やかな香りは、まるで森林浴をしながらサウナに入浴するような感動体験に誘ってくれます。

鬼サウナと打って変わり、静かで心を落ち着かせて入ることができ、懐の広さに驚かされます。

ウィスキングとは入浴法の一つで、その中でもさまざまな種類があります。主には植物を束にした「ウィスク」を体に当てたり叩いたりして血行を促進し、身体をあたためやすくする入浴法です!

対流型サウナで森の⾹りに包まれる清流サウナ
(登別グランドホテル様HPから画像を引用)

熊が冬眠する穴倉、熊サウナ

熊の穴倉のような暗い室内には、アイヌの伝統職人が手掛けた熊の木彫りのレリーフがあり個室サウナのように落ち着く空間になっています。

清流サウナと同じく温度は80℃ほどでセルフロウリュも可能なのですが、一味違うのは、“ウォーリュ”ができるということです。
初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
壁でロウリュすることを“ウォーリュ”といい、これをすることで心地良い木の香りに包まれます。

初めて聞きました『ウォーリュ』
壁から水が蒸発することで、お部屋全体が香りに包まれる様子が想像できます。

サウナ室内に熊のレリーフがある熊サウナ
(登別グランドホテル様HPから画像を引用)

まとめ

異なるコンセプトのサウナが3つもあり、すべてが新鮮で素晴らしいサウナ体験でした。

水風呂も素晴らしく、巨大な味噌樽にシャキッと冷たい沢水(約16度)がなみなみと注がれていて、全身を一気に冷却することができます。
また、ボタンを押すと天井から水が落ちてくる仕掛けも施されており、どの面をみても素晴らしい施設でした。

このような素晴らしい温浴施設を無くさず更に増やしていけるように、弊社のサウナ事業もより一層力を入れて参ります。

以上、サウナに行ってきた話でした♨


・登別グランドホテル様


●弊社ホームページ



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