【サウナストーブのメンテナンスについて】
サウナの「心臓」といえる、サウナストーブ。
温度を管理し、適切な環境を維持することにあります。サウナストーブの基本的な機能は、熱を発生させてサウナ内部を加熱し、快適な空間を提供することです。この熱が、サウナに入る人々に発汗を促し、リラックス効果やデトックス効果を引き出す要素となっています。
今回はサウナでは欠かせない、サウナストーブのメンテナンスについてご紹介いたします。
サウナストーブ交換のタイミングについて
温度が上がりにくい、もしくは全く上がらない場合はいくつか原因がありますが、以下の例の場合はメンテナンス、もしくはストーブ交換が必要となる可能性が高いです。
①コントロール BOX までは電気が来ているが、スイッチを ON すると漏電遮断機がすぐ作動する場合
➡漏電の可能性があり正しく電気が通っていないため、メンテナンスまたはストーブ交換が必要になります。
②サウナストーンを退かした時、ヒーターが全数、赤熱している場合
➡ヒーターの発熱体の一部が断線や消耗の可能性があります。ご使用を中止し、メンテナンスまたはストーブ交換が必要となります。
③外装の著しい劣化や変色
➡サウナストーブは製品によりますが、長くても10年以上使用しているものは、メンテナンスまたはストーブ交換のタイミングになります。
長く使用していると熱効率が悪くなり、結果電気代が高くなったり、思わぬ事故につながります。
④故障はしていないが、サウナ室が暖まりにくい場合
➡壁や床の断熱が十分ではない場合なども考えられますが、サウナストーブの容量不足も考えられます。
ストーブの容量に対してサウナ室の面積が大きいと、当然サウナ室は暖まりにくくなり、より多くの電気代がかかります。
適切な容量のサウナストーブを選定することで、快適なサウナ室になります。
他にも様々な要因はありますが、電源がつかない、温度が上がらない、もしくは温度が上がりすぎるなど、サウナ室に不具合が生じたらすぐにメンテナンスが必要になります。
サウナストーブを長く使うために
サウナストーブもエアコンや冷蔵庫などと同様に電気機器です。
長く使用すれば、経年劣化による故障は避けられません。
しかし定期的なメンテナンスを行えば、安全・快適なサウナライフを長くご利用いただけます。
今回はメンテナンスの一例をご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみてください。
①サウナストーンのメンテナンス
サウナストーンは毎年チェックが必要です。経年劣化により、サウナストーンが徐々に砕けることで細かくなったものがエレメントに付着し故障の原因となります。
また劣化していくと、蓄熱する機能が低下するためサウナ室が暖まりにくくなります。
2〜3年で全てを入れ替え、長くストーブが使えるよう定期的なメンテナンスが重要です。
②ストーブや配線の確認
ストーブが劣化していないか、損傷がないかの確認は長くストーブを使用するうえで重要です。エレメント周りにゴミが付着していないか、ストーブに傷がないかなど目視でもよいので使用する前は確認することが大切です。
またストーブ周りの配線は特に不具合が起きやすいので、断線や接触不良がないかの確認が大切です。
まとめ
サウナは作って終わりではなく、日々のメンテナンスが大切です。
特殊な環境下で機器を使用するため、不具合は起きますが、
正しい施工、正しい使用、適切なメンテナンスを行うことでリスクを減らすことができます。
サウナヒーターを交換するタイミングを見極めることは、サウナ体験の質を飛躍的に高めるだけでなく、安全性やコスト効率の向上にもつながります。
最新の高性能ヒーターを導入すれば、サウナ室内の温度ムラが解消され、心地よい熱波が全身を包み込むようになります。
また、ロウリュで発生する蒸気の質も向上し、より深いリラクゼーションと本格的なサウナ体験を味わえます。適切なヒーターへの切り替え、メンテナンスは、サウナのポテンシャルを引き出し、快適な空間を生み出す鍵となります。
以上がサウナストーブのメンテナンスについてのご紹介です。
今後ともサービス向上に努め、皆さまにとって有益なコンテンツと情報発信を行ってまいります。
引き続き、弊社noteをご活用いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
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