【色んなサウナに行ってきた話#03】神戸サウナ&スパ
群馬でサウナ施工をしているサウナ愛好家スタッフが全国各地のサウナについてお話します。
今回行ってきたのは神戸にある‘’神戸サウナ&スパ“。
大人のディズニーランドとも言われ、サウナ界の名家‘’米田家”が作った日本が誇る本格フィンランド式サウナです。
歴史と貫禄のあるメインサウナ
一度は阪神淡路大震災により全壊しまった神戸サウナ。
そこからファンの後押しで再建を果たし、震災を知るスタッフが各地の被災者支援などに取り組み今年で70周年を迎えました。
長い歴史のある神戸サウナのメインサウナは『ロウリュサービス』を30分ごとにやっており、これは全国的にもかなり多い量です。
ロウリュの種類も豊富にあり、専門スタッフ2名による躍動感あふれる”ダイナミックロウリュ”。アロマを含んだ氷を入れ室内全体にアロマの香りと水蒸気を発生させ発汗を促すアイスアロマなどロウリュ一つとってもこだわりを感じられます。
木の王様、フィンランドサウナ
サウナ好きなら聞いたことがある、「木の王様」とも称される「ケロ材」(北極圏産の樹齢数百年を超えた立ち枯れのパイン材)
この木材を壁、屋根、そしてベンチとすべての部材で使用し、完成したのが神戸サウナ2つ目のサウナです。
サウナ室内はケロの芳醇な香りに包まれており、照明、座面、天井など細部に至るまでに拘りを感じます。
こちらのサウナはセルフロウリュになっており、天井も低く設計されているためロウリュによる熱い空気に体全体がホールドされ、気持ちの良い汗がすぐに出てきます。
神戸という”街”の中でここまで自然を感じられるサウナは全国でも珍しいです。そしてサウナを出れば桶から水を浴びるガッシングシャワーも。こうした遊び心を忘れないのも「神戸サウナ&スパ」の魅力です。
「1月17日」の記憶と11.7℃の水風呂
1月17日に阪神淡路大震災により全壊してしまった神戸サウナ。
被災した『1・17』を忘れないため、社長の提案で水風呂の温度が11・7℃になったそうです。
全国の水風呂平均温度は16℃ほどですが、それより低い設定も絶妙な温度になっており、神戸サウナの魅力になっています。
まとめ
館内の至るところに感じられる拘りやホスピタリティー。
震災により全壊しても尚、進化を重ねています。
古くから神戸にあり続け地元の方はもちろん全国でもファンが多いのは納得しました。
このような素晴らしい温浴施設を無くさず更に増やしていけるように、弊社のサウナ事業もより一層力を入れて参ります。
以上、サウナに行ってきた話でした♨
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