ゲーム業界の雰囲気
この記事のターゲット
・学生の方でゲーム業界を目指している方
・転職してゲーム業界に進もうとしている方
今回はゲーム業界の雰囲気についてまとめます。
ゲーム業界というと、ひたすら残業して夜も帰れず社内でひたすら業務をこなし、朝来ると屍のようになって寝ている徹夜明けの人がいるとか、そんなイメージがありませんか。
実際は最近の情勢もあって深夜残業することはピンポイントでのみ発生します。残業はよくないという風潮を少なからずゲーム業界も受けていて、少し前よりは良くなったそうです。
しかも、コロナ渦においてテレワークが推し進められていることもあり、相性の良いゲーム業界ではかなりの数の会社がテレワークで業務を進めています。
そのため、深夜残業しても終電がなくなっても家に帰れないというケースはなく、うまく活用すれば食事だって好きなものが好きなタイミングで食べられるし、休憩時間を使ってお風呂に入ったり日用品の買い物をしたりと、残業をしているからといって「QOL爆下がり」ということは起こりにくくなっています。
ですが、業界全体としてはどちらかというとジミーーーーに体育会系な部分があるので、そのあたりはちょっとめんどくさいなと思います。
(あくまで噂ですが、セ〇やカ〇コン、その系列は結構体育会系の気があるそうです。本当かな?)
気合でごり押ししていくような仕事の進め方もたまにあるので、時代に合っていないなと末端社員の自分は思うこともあります。
おそらく、体育会系の上司のいる職場であってもあと5~10年くらいしたらいわゆる「ゆとり世代」が中堅層を占めることになるので、違和感を覚えている人が集まっていればこの傾向は緩和されるのかなと予想。
結局のところ、モノづくりは信頼関係の構築でいいものができるかどうかは変わってきます。
信頼関係ができていればお互いに何かしてあげようという気持ちになり、そういった心遣いが細部にまでいきわたると気持ちのいいUI、気の利いた機能、そしておもしろさに繋がるというめちゃくちゃ素晴らしいサイクルが生まれます。
それがないと結局「やらされている感」がぬぐえないので、仕様書に書いてあることだけ・企画に言われたことだけ淡々とデザイナー、プログラマーはこなしたほうがラクなので、微妙な仕上がりになってしまう事もしばしば。
(グイグイ進められるディレクター・プロデューサーの場合、圧倒的なカリスマ性が求められる気がする。最近だと、ヨコ〇タロウさんとかは良い例だと思います。ニーアレプリカントの名前順のスタッフロールには痺れました)
まとめ
・ゲーム業界のキツメな残業はピンポイントで発生する。日常的ではない
・コロナ渦の影響でテレワークに移行しているため、現在は残業のメンタル的負荷はかなり和らいでいる。ただし、本人の工夫次第
・体育会系の気質がある業界でもあるのでメンタルが削られることもある
・もしかしたら5~10年経てば、体育会系の雰囲気は緩和されるかもしれない。そして、その傾向を担うのはあなたかもしれない
・ゲームに限らず、チームでものを作るときに一番必要なものは「信頼関係」。プランナーはそれをどれだけ開発期間に多くの人と築けるかの勝負