夕方のファミリーレストラン
向かいの席のお兄さんが
1人でスマホを見てにこにこしていた。
なんだか泣きそうになった。
幸せだね。嬉しいね。私も嬉しい。
今は何をしていても苦しくて寂しくて
嫉妬と焦りと自己嫌悪で溺れそう。
こんな日に限って気分の音楽が見つからないし
寝不足でぼんやりした世界は
うるさくて仕方がない。
私の心は何をしたらご機嫌になりますか。
ケーキじゃもう救えませんでした。
余計にさみしくなるだけなのもわかっているから
やっぱり耐えるしかなくて、
もう寂しさなんかに勝ちたくないのに負けちゃダメだし。
強くなりたいわけじゃないのに。
どうか、未来の私、
どうかどうか、笑っていてね。
あなたのために私は
1人で泣き叫ぶこともできずに頑張っているよ。
救われていてほしい。
大事な人を大事にして
一生手放さないでね。
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