グッバイロンリーボーイ(途中まで飛ばしてください)

流行りのシティポップみたいな曲はもう飽きられてて〜とか古着ブームは手軽に人と被らない手段だから流行ったとか まあわかります 好きなもんを好きで居続けたら良い 個人の自由ですからね
まあでも強いやつが生き残りますね結局 古着屋でかわいいスウェット2000円で買っちゃったよん よりも90sのリバースウィーブとかXXのリーバイスとかがブーム関係なく結局生き残るし ナオト・インティライミが最近リリースしてたシティポップ意識の曲は全然話題にもなってなかったし
流行りってのは怖いものですわ こないだまでハンチングなんて誰も被ってなかったのにさ 今は街に出れば10人に1人…もいないけど前よりは確実にいる ムートンジャケットにフレアパンツ、顎髭生やかしてロン毛パーマにハンチングからの茶色いサングラス野郎が おまえは今までどこで何を着てたんだい 古着は人と被らないから…とか言ってられないのよ 系統が被ったらそれはお被りなんです ファッション系インフルエンサーの真似してもしゃあない 本当に流行ってるのはルッキズムと偏見だとなんかで見たがほんとにそうだね…いわゆる推しとか 顔がいいみたいな言葉もその延長線上にいるわけさね
いわば子供っぽかったストリートファッションの時代が終わって、大人びたファッションが流行になってきている兆しってことですね もうパンダのダンクはしまって、ヒールのついたブーツかadidasのサンバを履こう
そのくせkebozというストリートブランドの服を着てる人が最近群馬に多くて謎だ(別段そのブランドに革新的要素は見受けられない)もう飽和しきったストリートファッションに流行る要素がまだあるのか?と疑問に思う それだけYouTuberとかの影響力は大きいのだろうか

以下、タイトル

グッバイロンリーボーイ

19歳くらいの頃にようやく、自分が服が好きだと気づいた気がする 初めて大枚叩いて買ったブランドの服はlonely/論理で、
尾崎豊をサンプリングしたグラフィックが背面に入ったイカしたパーカーだった。多分定価は12000円くらい。
日本語や日本モチーフのグラフィックは軒並みダサいものが多いが(主観)、ジャポニズム✖︎ストリートファッションというコンセプト通り、それは強いメッセージ性と共に高次元でまとめられていて、斬新でかっこよかった。なにより「孤独(ロンリー)」が良かった。1人でも強くやっていくぜ、という心構え。友達居なかったおれに優しくしてくれた気がした。
やってることもめちゃくちゃで、supremeの無地Tシャツにオリジナルのプリントをして売ったり、lonelyのパクリブランドを自作自演で運営したりしていた。
それからストリートファッションに興味が出て、lonelyを中心にスニーカーやヒップホップカルチャーまで色々調べて知った気になっていた。ニューエラを被ったりもしていた。たぶん、学校では変な服着てる痛いヤツとして認識されていただろう

そしてその時買ったほとんどの服を売ってきた。先週くらいに。(前も書いたけど)結局心の底ではストリートファッションが好きなわけではないことに気がついてしまった。ゲットー生まれでもなければスケボーに憧れるわけでもなく、タフでなんぼのこの世界でさ、ラフでどこまで行けるかな…の精神では相当な度胸がないといけない。
だってヤンキー怖いし。リアルにはなれないという昔から何度も経験したあきらめ。タッパもないし気持ちがレイムじゃモノホンプレイヤーになれないんだからやってもしょうがねえ

さようならlonely
ストリートファッションを教えてくれてありがとう おれは次へいくよ

結局、おれが孤独だと思ってたものは、ただのわがままだったってこと 友達いないんじゃなくておれが友達を振り回したり 思い通りに行かなかったら拗ねたりしてたってこと
孤独じゃなくて孤高に、lonelyじゃなくてonlyを目指します なんつってね…

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