記事タイトル(長編日記2022/10/08)
数学と理科は嫌いでしたが、国語はどうも得意でも好きで
は
ありませんでした
中学生の頃、教室で「ロックンロールが降ってきた日」を読んでいたら、ロックが好きなの?って隣の席の女子から聞かれて、なんと答えたら良いか分からなくて、ただ、はい とだけ答えた 女子の前でセックス・ピストルズの話なんて死んでもしたくなかったから
ちなみにその子はその10何年後かに彼氏と海でお揃いのTシャツを着てインスタに投稿し、挙句椎名林檎が好きだのなんだのと話すのであった 非常に結構なことである
ロックが好きなの?というのは返答に困る質問で、もちろん好きなんだけど、これは絶対に君も知ってるやつじゃないんだ、仮に知ってても、おれは別に君と話はしたくないんだ、
例えばこれは第二次性徴をむかえ、誰に教えてもらうわけでもなく自然に自慰行為を発明したときのように、恥ずかしくもあり恐ろしくもあることで、他人と共有なんて絶対にしたくない話題なのであった
以下、タイトル
ラバーソール・ラバーボーイ
「すべからく」という言葉はどの場面で使っても誤用しているように感じる。
秋ですが。
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ラバーソールというヘンテコな靴を見たのは初めてだった。「ロック ファッション」と調べて行き着いた変なアメーバブログによれば、ラバーソールはロックファッションの象徴的存在で、数々のロックスターの足元を支えてきたらしい。ジョニーロットン、キャプテン・センシブル、甲本ヒロト、氷室京介、NANAの蓮も。荒々しいアスファルトのようなソールと、レザーの艶やかな質感は新鮮で、魅力的に見えた。しかし一級品と言われるジョージコックスのラバーソールの定価はおよそ50000円で、当時中学生の自分には天地がひっくり返っても手に入らない代物だった。
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ラバーソールというヘンテコな靴を購入した。
当時「モテる ファッション」と検索して行き着いた胡散臭いまとめサイトによれば、こんなのはまず論外だろう。分厚い重たいソール。ぬらりとしたレザー。足を通してみる。ドレッシーとアナーキーの、きわめて高次元での融合。ざまあみろって感じ。全てにそう思った。
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芸能山城組の逢燦杰極譚II(アキラじぇごくだんツー)を観に行った。
映画AKIRAのBGMを生演奏で浴びて、体が自然と動かなくなるような不思議な感覚に陥った。これがトランス状態というやつか
その前に、かねてより実際に見たいと思っていた紐育空爆之図(にゅーよーくくうばくのず)の展示が新宿であるということで見に行った。きらきらの零戦が大きな∞の字を描きながらニューヨークの街並みを火の海にしている。
最近、LINEの短歌オープンチャットで反戦歌を作った人に対して「本当の戦争の怖さも知らないで反戦だなんだと軽々しく言うな」みたいなことを言っている人を見て、悲しくなった。何言ってんだ。
今帰りの電車でグロッキーになりながら書いています。東京の電車では酸欠になってしまうね。
短歌いきます。
東京の電車が群馬の駅に着く間に群馬の電車になった
とっぴんぱらりのぷ