チャラカの不思議(1) 転生のしくみ
アーユルヴェーダの教科書で 最も古いのは、チャラカサンヒターという経典です。古典書というと堅苦しく感じますが、
チャラカにはいろんな面白いことが載っています。
例えば、人は必ず熱病と共に生まれ、熱病と共に死ぬと書かれているのですけれど、これ、何のために熱が出ると思います?
それはね、生まれる時には、前世の記憶を忘れるため。
死ぬ時には、今生の記憶を持ち越さないため。
そんなことが、サラッと書かれていて驚きます。
こういうことは、胃腸のしくみや心臓の働きと同じように、
あたりまえのこと、サイエンスなのです。
前世の記憶なんてのは 持っていたら、次に生まれるときにややこしくなりますものね。
時々、前世の記憶を持ったままで生まれる子供がいます。
あれは、発熱が足りなかったのではないかな?とか、
事故による突然死で、熱が出る間もなく死んだ場合かな?とか、
帝王切開で生まれても、自然分娩で生まれても、前世を記憶する子供たちの発生率は同じかな?とか、
熱って、いつ出るんだろう?ほんの一瞬だろうか?
それとも、体温計で測れないような、スピリチュアルな熱なんだろうか….?などなどなど….
古典書を読みながら、色々な想像が膨らみます。
このチャラカサンヒターを、サンスクリットから直接訳して、クリュシナ先生から1節ごとに教えを受けた加藤幸雄先生が、1章の1節から、丁寧に教えてくれた講義が、まとめて見られるようになりました。
毎回、面白い話をチャラカの中から掘り起こして教えてくれます。
あるときには1時間で20節も進むけれども、ある時には3節しか進まない。そんな、昔ながらの教え方で、たっぷりと時間をかけて、贅沢に教えてくれる授業は、現在11章に達しています。途中からも参加できますが、最初からちゃんと聞きたいという方のために、1章1節から今までの講義が「おまとめ視聴」できるようになりました!
ライブ授業との違いは、その場で質問できないことだけです。
質問があれば、いつでもお取次いたします。
最初から通しで聞くもヨシ、知りたいことが書いてある章だけ聞くもヨシ。
アーユルヴェーダの古典書を、お楽しみください。
自分が死ぬ時に、どんな熱なのか、観察するのが楽しみです。
チャラカサンヒターを読む!追っかけ録画視聴
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