医師が教える 天気痛をなおす方法は 耳のマッサージ!
「雨が降る前に古傷が痛む」
「天気が崩れると頭痛がする」
「台風がくるとめまいがする」...などなど
お天気による体調不良は、アーユルヴェーダ的に考えると、
ぜ〜〜〜んぶ、風のエネルギーである、ヴァータのせいなのです!
ちょうど、NHKのクローズアップ現代で天気痛の特集をしていましたので、
その情報もまじえながらアーユルヴェーダの治療法もお伝えしますね!
1:コリも痛みも、めまいも、すべてヴァータが引き起こす!
アーユルヴェーダでは、自然界には風、火、水に象徴される3つのエネルギーがあると考えますが、その中の一つがヴァータと呼ばれる風のエネルギーです。
風と同じように、動きがあると増えてしまい、痛みやめまいやコリを引き起こします。
天気が崩れる時には、気圧が「下がる」という「動き」が影響して、ヴァータが増えてしまい、お天気頭痛などの気象病をもたらすのだと考えられます。
生まれつき、ヴァータがあがりやすい体質の人に、この傾向は多いようです。
ヴァータ体質の人は、乗り物酔いに弱い、季節の変わり目に体調を崩しやすい、耳鳴りがしやすいなどの特徴がありますが、これは気象病になりやすい人の目安とほぼ同じなのです。
2:気圧が下がると頭が痛くなる医学的な理由
気象病で一番多いのは頭痛です。なぜ頭痛が起きるのかというと、まず、人間は、気圧の変化を耳で感じとっています。内耳から前庭神経、三叉神経を通ってその情報が脳へ伝えられる時に、神経伝達物質が出され、脳の血管が拡張したり、炎症物質が放出されて痛みにつながるのだそうです。
さらに、自律神経が乱れることで、肩や首のこり、関節痛、倦怠感やだるさなどが引き起こされるのだということでした。
3:晴れているのに、お天気頭痛がするメカニズムが解明された
しかし、晴れていてもお天気頭痛になる人がいます。
たとえば、下の天気図のように、台風が来る2〜3日前で、まだ日本列島は高気圧に覆われていて雲ひとつない快晴なのに、頭が痛いという人がいて、いままでは仮病扱いされることもあったそうです。
しかし最近の精緻な観測によって、晴れていても、お天気頭痛になるメカニズムがわかってきました。それは、台風がはるか遠方にあっても、気圧の揺れが、さざなみのように伝わって、小刻みな上下動をもたらしているせいだった…と、いうわけです。
そりゃ、そうです!動きがあれば、ヴァータはあがる!
たとえそれが微細な動きでも、頻繁に繰り返されるなら、反応してしまい、
痛みやコリなどをもたらしてしまうわけです。
4:耳のマッサージで気圧変動の影響を少なく!
では、どうすればいいのか?
番組では、お医者さんが治療と予防になる方法を教えていました。
それは、耳のマッサージ。リンパを流して頭痛を解消するそうです。
これも、アーユルヴェーダとピッタリ合致!だって、耳はヴァータの座ですから、耳のマッサージはヴァータを下げるのに効果的なのです!
もっと言えば、ヴァータは温めると下がりますから、耳をあたためるのも効果的なはず!耳にコットンをいれて風がはいらないように温めたり、
耳にあたためたオイルを垂らしてマッサージをするのが超オススメです!
5:効果の高いアビヤンガは自宅でできる!
また、治療のためにも、予防のためにも、日頃から温めたオイルで全身をオイルマッサージすることがヴァータを下げます!
薬草をまぜたトロンとしたゴマ油をあたためて、全身に塗るアビヤンガというマッサージは、ヴァータによってひきおこされる、痛みやコリの他に、疲れや老化も減らしてくれるので、若返りや美容効果でも知られています。
でも….サロン行くの高いし...時間ないし...という方はご自宅でやればいーんです!お風呂場でチャチャっとオイルを塗って温まるだけでも、ヴァータが下がって、楽になりますし、天気痛の回数が減っていきます。
GWの3連休には、ご自宅でオイルマッサージをマスターできる講座を行います! オンラインでもカメラをオフにしておけば、裸にオイルをヌリヌリしても誰にも見られませんし、あとから録画をみながらやることもできます。また、アビヤンガをはじめるのに必要なものがすべてワンセットで郵送されてくる上に、本格的な効果の高いオイルがふくまれていて、とてもお得です。
ぜひ、ご自宅でアーユルヴェーダのマッサージをはじめて、気象病とサヨナラしてくださいね!
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