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琵琶二十四節気 芒種(ぼうしゅ)

2024年6月5日は 二十四節気の 芒種(ぼうしゅ)

芒種の芒(ぼう)は「のぎ」とも読み、それは稲科植物の実の先にある、ツンツンした針のような刺のような部分の呼び名です。

二十四節気の「芒種」を調べてみると、

①「のぎ」のある植物の種まきをする頃、しかし現代では種まきはもっと早い時期になっています。

という説明と、

②「のぎ」のある植物が実るころ。

という説明が混在しています。

二十四節気は紀元前四世紀に中国で作られたものだそうですから、
日本の、しかも現在の自然とは、少し食い違うところがあってもおかしくありません。

では、私の身の回りはどうかなと思って見てみると、
砂丘の上の砂の町新潟では、この季節、砂地に生えたいろんな種類の稲科の植物がいっせいに「のぎ」をつけて、至る所でサラサラと波のように風に揺れている姿が見られました。
まさに②の、芒のある植物が実るころ、の実感があります。

名も知らぬ稲科植物の穂の波の上を、燕たちが悠々と飛び回っていました。

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