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琵琶二十四節気 小満

2024年5月20日 二十四節気「小満」

小満は
万物が勢いよく育ち、生命が満ちる頃。

さまざまな植物が花を咲かせ、
生き物たちも忙しく活動しています。

百花繚乱の心楽しいこの季節に、
どんな琵琶の音を合わせるのが良いのか、悩みましたが、
かねてより試してみたかった古の琵琶の曲、
その一部を弾いてみました。

再現度もまだまだなので曲名は㊙️です。
泉から清らかな水が流れ出す、そんなイメージの曲なのだと思います。

遣唐使が日本にもたらしたというこの曲を演奏する本来の楽器は、
薩摩琵琶ではなく楽琵琶です。

それを薩摩琵琶で弾くことに意味があるかどうか?
迷うところではありますが、

バロックバイオリンを勉強した時に経験した、
様々な時代や国で作られた曲を、どの楽器で弾くのが、あるいは、
どんな弾き方で弾くのが正しいのだろうか?
という問題で私なりに得た答えを、
そのまま当てはめて、使うことにしました。

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