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機械演奏VS人間による演奏

↑音楽演奏に関する実験心理学的研究 機械演奏と人間による演奏の比較実験(立教大学大学院現代心理学研究科 山口紗希、文教大学人間科学部 岡田斉)

なぬ!この研究では、人間による演奏よりも機械演奏のほうが聴衆に好まれたという結果が出た。

さらに、平凡(抑揚などない)な演奏が高く評価されることも記載されている。

加えて、ピッチ(音程)が高ければ高いほど評価が高くなるということも記載されている。

しかし、人間による演奏は感情を伝達させる効果をもたらすことも事実である。

つまり、私たち演奏家はこの先どうなるのだろうか。AIにとってかわられるのだろうか。

やはり、社会学的視点から考えるなら、「人々がどれだけ人の温かさを求めるか」にかかっているだろう。今のところAIが温かさ(感情)を持つ見通しはない。

AIが普及した社会でも人間による演奏が必要とされるのだろうか。


この研究だけで結論を出すには少し早急すぎる。この実験を機に、演奏者がどのようにすればもっと魅力的になるのかを前向きに研究が進めばよい。


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