【あの時。私の頭の中は余命宣告】
セカンドオピニオンで触診時…
👨🏼⚕️ んーー?
目を細め何度もシコリを確かめている。
👨🏼⚕️ 大きくなっている。脇の下のリンパも何か触れる感じがありますね。
この瞬間私は…
あぁ…これは余命宣告されるんだろうな。
3ヶ月かな…1年かな…3年かな。
子供どうしよう…親も年だしなぁ…
数秒で色々な事が頭をよぎった。
《マンモグラフィー・エコーを行い…》
👨🏼⚕️しこりは2週間で1㌢ちょっと大きくなっていて進行がかなり早い。あなたはトリプルネガティブ乳がんです。
(2日前に釧路ではまだタイプは分からないと言われていた)
この瞬間。
隣に座っていた母の体が震えはじめ…声が震え…
👩🏼 先生!!お願いです!!この子には、まだ小さい子供がいるんです!!どうか助けてください!!先生!!お願いします!!
どんな治療でも良いのでお金は何とかします!!
と必死の母。
私はこのままなら母が倒れてしまうと感じた…
そしてドクターは…
👨🏼⚕️ どんなに高い治療をしても、どんなに新しい治療をしても、この子にあったこの子の為の治療をしなければ命を延ばすだけで完治させる事にはならないんですよ。だから私は自分の知識と経験でこの子にあった治療をオススメします。良いですか??
私はこの時…
この先生しかいない!!!
この先生に私の命を委ねる!!!!
この先生がダメなら他に私を治せる人なんていない!!
そう思った。
ここに来て本当良かった…
ここじゃなきゃ、きっと私はすでにお空にいっていたかもしれない。本気でそう思ったし、今でも思っている。
私👩🏻 死んでたかもしれないね?
👨🏼⚕️ あなたは死にません。
👩🏻 私は不死身ですか?
👨🏼⚕️ はい。そう思う事だよね☺️
そんなにこやかになれる話や笑い話が診察室に。
皆の笑い声まで響きわたり。
母にも笑顔と笑いが。。やっと笑ってくれた…
👩🏻 バンザイして!ほらバンザーイ✧ \( °∀° )/ ✧
私は告知の日に診察室の中でバンザイをし、みんなにバンザイをさせた。それくらい嬉しかったんだ。
そして“私は大丈夫!“って母を安心させたかった。
余命宣告だと思っていたのに生きられる!!!!
私は生きれるんだ!!!!
そして15%程度しかないトリプルネガティブ乳がん!!
私は選ばれたんだ!!!!
そう。この時「夢」が出来た。
この経験を伝えていかなきゃ…
誰かの為に何かをしたい!!!!
(抗がん剤治療後ホテルにて母とパシャリ✨)