箱ティッシュのデザインが気に入らないので、ティッシュケースを作ってみた話。
インテリアを意識しだしてから、生活していると“あるモノ”が目に留まるようになった。
それはいつもテーブルの上で
「我ここにあり」と言わんばかりの存在感を放つアレである。
そう、どこの家にも必ず置いてある
“箱ティッシュ”である。
生活していく上で欠かせない“箱ティッシュ“だが、インテリアにおいては、《生活感》を強く感じさせるモノのひとつ(世界三大生活感臭:電気ケーブル、リモコン、箱ティッシュ)で、一つテーブルに置いてあるだけで全てのインテリアを田舎の実家のような雰囲気にする『破壊神』でもある。
問題はそのパッケージのデザインである。
謎に花柄なのである。
花柄以外でも、、、
何故なんだー!!!!
教えてくれ!!何故こうもカラフルなものばかりなんだ!?!?!?!?
(どうでも良いけど、スコッティフラワーボックスの緑だけよく見たらパセリになっている。花じゃないんかいっ!)
箱ティッシュ業界がこのような惨事に陥った理由は、私が考え得るに、
①清潔感が出る。
②目立って手にとってもらいやすい。
③製紙会社の商品企画部に花好きの人が多い。
④ティッシュケースを買わせるためにわざとダサくしている。(ティッシュケースメーカーとの癒着)
⑤鼻と花を掛けている
のいずれかが理由だと思われる。
いずれにしても、ひとつ確実なのは、箱ティッシュが
“インテリアとして考えられてない”
ということだ。
もっというと
“箱ティッシュをインテリアの一つとして認識してない消費者が多い”
ということになる。
不覚にも、ここ最近まで私自身も花柄箱ティッシュの普及の一端を担ってしまっていたので深く反省したい。。。
一人でも多くの人が、よりシンプルなデザインの箱ティッシュを選ぶことにより、この花に溢れ過ぎた世界をかえていくのだと私は確信している。
ただ、この《シンプルなデザインの箱ティッシュ》が中々ないのが今の現状である。
というかほぼ皆無である。
Amazonで検索してみても、
このスコッティのグレーでシマシマのやつが限界である。
というかこれしか出てこない。
Amazon以外では、スーパー(イオン系列)で売っている黄色と白の箱ティッシュがあるが、無地ではなくやはり少しデザインが入ってくる。。。
もっとシンプルがいい!!
もっとシンプルで、部屋に置いてあっても問題ないような箱ティッシュはないか、もう少し調べてみると、ひとつ良さそうのを見つけた。
《nepia 鼻セレブ プレミアム》である。
この箱ティッシュ、黒基調で私好みのデザインである。
ただ残念なことに、見て分かる様に通常の箱ティッシュの5倍以上の値段となっているため、経済的ではない。
また私個人的には、そもそもティッシュの用途として鼻をかむことに使うのは3割程度で、後の7割は何かこぼれた時に拭いたり、蚊を潰した時に拭いたり、一人で×××したときに使うことが多いので、三枚重ねだったり、保湿機能は特に必要としていない。
となると、私に残された道は、
【ティッシュケースを買う】
か
【ティッシュケースを作る】
かという二つに絞られたのだった。
(こうして分かるように、現状日本ではシンプルな箱ティッシュを入手することが困難なため、私のような箱ティッシュ難民は皆必然的にティッシュケースを買うか作るかになる。現代日本が抱える闇である。)
そうして私は、箱ティッシュのデザインを追い求める出口のない旅から、最良のティッシュケースを探す旅に駆り出すのであった。
三日三晩、ティッシュケースの種類やティッシュケースの作り方を調べていると、ある動画に出会った。
その動画はYouTubeにある、ミニマリスト Tommyさんがアップしていた『生活感を出さないリモコン・ティッシュの収納方法』という動画だった。
私はこの動画を見て、人生が360°変わったと言っても過言ではない。
“どんなティッシュケースに入れても、視界に入る限り、生活感は消えない”
“だからテーブルの下にくっつけて視界から消してしまおう”
ということだった。
まさに青天の霹靂である。
その手があったかーー!!!とつい叫んでしまった。
極力、“モノが視界に入らないようにする”というのはインテリアの基本中の基本だ。
ただ隠せばいいということでもない。
“アクセスのし易さ”も生活する上では重要になってくる。
それらを考慮したうえで、
『よく座る机の裏の手の届くところにくっつける』というのがこの世で最も最良な最適解となる。
天才的な発想である。
私の部屋にはテーブルが無いので、
カウンターテーブルの左端の余った所にくっつけることが最良の判断とした。
次の日、
早速、紙袋と磁石、両面テープを準備して作成に取り掛かる。
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【作成方法】
①まず、適当な紙袋を用意して、
②それを破れないように丁寧に広げる。(とっては外す)
③そこから箱ティッシュに合わせてなんやかんや折り合わせていき箱型にする。
④片方の口を開閉できるようにする。(マジックテープにしてみたが、マジックテープの粘着が強すぎて両面テープが負けてしまうので磁石のほうがいいかも?)
⑤テーブル(カウンターテーブル)の下にくっつける。
完成!!
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むちゃくちゃイイ!!!!
思っていた以上に良いのができて感動。
今までの努力が報われた瞬間であった。
かくして、私の長い長い箱ティッシュの旅は幕を閉じたのであった。
我ながら間違いなく世界で一番イケてるティッシュケースが作れたと自負している。
是非、皆もオンリーワンのティッシュケースを作ってインテリアのお洒落度を上げてみてはいかがだろうか?
【まとめ】箱ティッシュはテーブルの裏にくっつけて視界から消そう。ついでに嫌いなあの人も視界から消そう。自分の身近な、大切な人に目を配ろう。きっと今まで気づかなかった幸せに気づくだろう。
※訂正※スコッティ フラワーボックス 緑のデザインは「パセリ」ではなく、「アナベル」というアジサイでした。謹んでお詫び申し上げます。