きもちも、おもいも“やまやま”だった。
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地点「山山」
2018/6/7(thu)
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んなんだか、すごいものだった。
頭にんがついちゃう感じ。
せりふというか、語彙の量が膨大で、自分の処理速度が追いつかなくて、ただただ思考回路がショートすることが多発。
いったいこれを書いた松原さんの頭の中はどうなっているんだろう、と少しでも考えようもんなら、目の前では別のことを話していて置いていかれて、やばいやばいと追いついて、ちょっと考えたら置いてかれて、っていうのの繰り返し。
「これまでの作品と比べてちょっと珍しい作品になりそうな気がしています。これまでに観たことのない演劇であることは確かです」
ステージナタリーより引用| https://natalie.mu/stage/news/285654
まさにでした。
面白いとか、感動する、とかそういう平べったく言えるものではなくて、でもなんだかすごいもの。っていうそれこそ薄平べったく聞こえてしまうけれど、そういうものだった。考えるな感じろ演劇とも違うけれど、感じたもん勝ちにも思える。
あれを90分続ける演者はすごいなあ。
あくまでも、個人的にだけれど同じホーン数(という表現であっているか分からないけれど、声の大きさ)が続いているように感じて、疲れてしまった。処理しようとする疲労と声からのプレッシャーで疲労が募る。
今回、中スタジオっていう劇場空間の関係もあるかもしれないけれど、音の反響(山という設定上これは大事だ)が、頭を痛くする要因でもあったかもしれない。あと超急勾配の舞台のため、首を上げていることが多いって言うのもあったかもね。
書いてて思った。
反対側の山にいる感覚なくらい、すごい遠くであの作品みたいわ。
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