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さみしい夜の話

なんだか寂しい。
わたしは、未だにこの漢字が「さみしい」なのか「さびしい」なのか分かっていない。なんとなく、さみしい、な気がする。
わたしには、長いことつきあっている恋人がいるわけなんですが、不思議なことに、わたしがさみしい時、向こうは全然寂しくなさそうなのですよ。
もちろんわたしが寂しがりやだから、というのは大いにある。けれど、こちらだけ寂しがっているのは面白くない。彼のことライバルだと思っているので、絶対に対等でいたいんだ、わたしは。
でね、思うに、寂しいときっていうのは、自分が全然だめなとき。
その上、置いてけぼりをくらっていて、人に全然会っていないとき。
つまり今です。
それで、やたらとLINEを送ってしまったりするんだけど、もうそんな自分が本当にいやで。そういうときに限ってそっけない返事が返ってくるし。
相手のことが気になる、というのは、まあ好きな相手に対して当たり前に思うことなんだけど、わたしの場合、暇なときとか、自分がうまくいっていないときに考えがちなの。
で、そんな自分が魅力的なわけがなくて、自己嫌悪。負のループ。
だから、こんなときはとにかく、自分を一段上へ、上へと上らせないといけない。自分レベルアップをするときが来た。時々訪れるやつ。
これ、この世の真理だと思うけど、好きって100だよね。
私が60好きなら向こうは40好きで、向こうが80好きなら私は20好き、みたいな。もちろん、2人とも100ずつ好きで200!みたいな時だってあるんだよ。だけどそれはたまにあるご褒美で、そうじゃないときが多い。
今はどうかな。まって、お互いに30くらいかもしれない。忙しいよね、4月って!あ、もう終わってしまったじゃん。
だからわたしたちは、好きだったり好きじゃなかったりして今までやってきたな、とか思う。
とりあえず頑張りたいなあ。人生を。
それで、今よりもっと魅力的な人になって、ぜひ振り向かせたい。
わたしのことが気になりやがれ。

さみしいのは、お腹が空いているせいかも。もう寝ます。明日起きたら、ホットケーキか納豆卵かけごはんか悩む。

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