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【宮古島】シギラミラージュプールヴィラプレミア|温水プライベートプール&ラウンジアクセス付き部屋の子連れ旅log

フリーランスのトラベルライターさつきです。
宮古島、石垣島にハネムーンで訪れたことをきっかけに、毎年リゾートホテル巡りをしています。

今回はシギラセブンマイルズリゾートの中でも高級感溢れる『シギラミラージュ プールヴィラプレミア』に泊まってきました。
2023年に宿泊したシギラベイサイドスイートアラマンダとの比較や、全くテイストの異なるフェリスヴィラスイート伊良部島・長浜ベイとの違いに触れつつ旅logを更新します!


今回の旅は…

今回の旅は初めての冬シーズン。12月は20度前後の気温となる宮古島ですが、せっかく行くなら泳ぎたいと思って温水プール付きのホテルを狙いました。

色々調べた結果、シギラの中でも温水プール付きの部屋は限られているようです。気になっていたプールヴィラプレミアのキャンセル待ちをしながら一休.comのセールを狙い、3回ほど予約をとり直した結果、元値14万円以上のお部屋を11万7千円でおさえることができました。
一泊あたり6万円弱で温水プールとラウンジアクセス権、おまけのアフタヌーンティー付きと考えればまずまずの値段です。ちなみに、同じ部屋をゴールデンウイークに予約すると一泊で20万円くらいします…!恐るべき強気のシギラ。

基本情報

泊まったシーズン:2024年12月
予約したサイト:一休.com
プラン名:色鮮やかなスイーツと宮古島産ハーブティーの贅沢なアフタヌーンティーセット付<2連泊で1回>/朝食付
部屋:1F 温水プライベートプール・ラウンジ (ツイン)
食事:朝食付き
価格:二泊三日、大人二名+未就学児(2歳)一名で117,060
住所:〒906-0506 沖縄県宮古島市伊良部長浜1643-1
アクセス:宮古空港から車で約30分。みやこ下地島空港から車で約2分

▼公式サイト

ホテルの特徴

シギラミラージュは、シギラセブンマイルズリゾート内の施設の1つで、海に近い「ミラージュフロア」、開業したての「ビーチフロント」、小高い丘に建つ40室全てにプライベートプールとデイベッドが備え付けられた「プールヴィラプレミア」の3施設から成り立っています。

私たちは冬でもプライベートプールで泳ぎたかったので、温水プール付きのプールヴィラプレミアを予約しました。

画像引用:公式サイト

ロビー

シギラミラージュのロビーは人が少なく、静かで落ち着いた雰囲気です。到着後、車の荷物は全て運んでもらえたので昼寝中の子どもを抱っこするのに助かりました。
中に入って広々としたソファに案内され、ウェルカムドリンクをいただきながらチェックインをしました。

クリスマスシーズンで装飾も綺麗


知らないうちにシギラリゾート専用のスマホアプリができたようで、チェックイン時にダウンロード。敷地内の案内がまとまっているので分かりやすくなったと思いました。チェックインを済ませたら、今回の宿泊棟に車で移動をしました。

お部屋紹介

シギラミラージュのプールヴィラプレミアの1階に泊まりました。ドアを開けると正面右手に洗面台、お手洗い、バスルームのエリア、左手がリビング、デイベッド、ベッドルームのエリアになります。

リビングのソファに座ってプールとデイベッドを眺めた風景

プール側から部屋を眺めるとこんな感じです。テーブルの上の赤ワインは、一休ダイヤモンド会員特典でいただきました。

ベッドルームのドアは完全に閉めることも可能です。リビングの奥にテレビ、棚の中にミニ冷蔵庫、棚の上にコーヒーメーカーがありました。

誕生日と伝えたらタオルが可愛いわんちゃんに
写真右側はデイベッド
洗面台

お風呂は手前にシャワーブースがあり、奥に大きなバスタブがあります。シャワーブースは透明のガラス一枚で区切られているだけで、完全に締まるブースタイプではありません。お風呂からプールにアクセスも可能です!

バスタブ

プライベートプール

お待ちかねのプライベートプールはこちら。L字型の作りで、プールの目の前は南国を感じられるグリーンが広がっています。

写真左から出ている水は温かい

大人2人と2歳児1人では持て余すくらいの十分な広さでした。12月上旬の曇り&小雨の二日間でしたが、雨雲が途切れた隙にさっそくひと泳ぎ。温水プールと聞いていたものの、前日に泊まったフェリスヴィラスイート伊良部島・長浜ベイよりも冷たかったです。
フェリスヴィラスイート伊良部島・長浜ベイはプールの中から温めていたけど、シギラミラージュは温水を注いでいるだけなのか、水の中がところどころ冷たかったのが残念でした。

長時間泳ぐと風邪をひきそうだったので、早めに引き上げてお風呂で暖まり、デイベッドからプールを眺めることに。あいにくの曇りビューですが、プールの景色を独り占めできるのは格別でした。

クラブラウンジ

今回のプランは、ケーキやコーヒー、バータイムが楽しめる専用クラブラウンジがついていました。以前、シギラベイサイドスイートアラマンダに宿泊したときは子どもが体調不良になり、クラブラウンジを利用する時間がなかったので今回こそリベンジ!
とはいえ、シギラのクラブラウンジは未就学児NGです。ホテルによってはティータイムだけ子どもが入れる場合もありますが、シギラミラージュはどの時間帯も子連れNGでした。

そのため、30分~40分の非常にタイトな時間でお一人様クラブラウンジを体験することになったのです。

17時ジャストに入ったところ、窓際の席がもう1席しか残っていなかったので慌てて席を確保。おつまみを見に行くと、小さなグラスに入ったおつまみが数種類。

飲み物はシギラパッケージのスパークリング、オリオンビール、ジュースが数種類とコーヒーメーカーが一台。全てセルフスタイルでいただきます。
せっかくならシャンパンとか、高級感のあるコーヒーメーカーが良かったなぁと思いつつ足早にスパークリングを一杯用意して着席。

おつまみを全種類載せて、グラスと一緒に記念写真。こうやって見ると優雅なバータイムですね…!窓際席に座れば、大きなプールとサウナの建物、海が見下ろせます。

屋外プール

レストラン

シギラリゾートの宿泊プランは全て夕飯がついていません。そのため、事前にリゾート内レストランから選んで予約する必要があります。当日だと予約が難しい場合があるので、旅行前に店をおさえておくのが大切です!

今回の旅行で利用したレストランをそれぞれご紹介します。

朝食:シギラタートルベイ

朝食は二泊ともシギラタートルベイで食べました。シギラタートルベイはシギラビーチの真横にあるシーフードレストランで、朝食ブッフェでは新鮮な魚介類と宮古島の食材をアレンジしたメニューが楽しめます。

また、シギラの朝食はシャンパンフリーフローが含まれているので、お酒にあう生ハムやクラッカー、チーズなど冷たいおつまみも充実していました。

朝から優雅なひと時です…ただし、シギラミラージュのプールサイドプレミアは、どのレストランからも離れていて専用カートを運転しないと移動が大変です。そのため、運転手はアルコールを楽しめないので注意が必要ですね。

個人的に気に入ったのは、宮古そばを洋風にアレンジした一品。ブイヤベース系のオリジナルスープにあおさ、しらすを乗せることで、海の旨味と宮古そばの素朴な味を同時に楽しめました!これは普通に販売して欲しいくらい気に入りました。

また、レストランのテラスではホタテ、エビ、ヤングコーンなどのグリルパフォーマンスがありました。このホタテがとにかく大きくてぷりぷりで美味しすぎました…。お酒が進む味ですし、ディナータイムならまだしも、朝から豪華な食材をいただけるとは大満足。

シギラタートルベイの魅力は新鮮で豪華なシーフード料理だけではありません。なんと、レストランのラグーンにウミガメさんがいるので、朝食時にウミガメの餌付けを無料で体験できるんです!エサがはいっている紙コップを自由にとって、朝食の合間にウミガメさんと交流ができました。

海に潜らなくてもウミガメと会えるのは、シギラならではの特典だと思います。

アフタヌーンティー:ザ シギララウンジ

今回の宿泊プランには、なぜか通常7,700円のアフタヌーンティーが無料で2人分ついていました(一休の特典なのか、たまたま見つけただけなのか不明ですが)。ちょうど二日間とも天気が悪く、積極的に外に出たくなかったのでアフタヌーンティーはありがたかったです。

二日目の昼過ぎに予約してザ シギララウンジに行くと、お客さんは私たち以外に二組ほど。店内ど真ん中の5~6人座れそうなソファー席に案内されました。

乾杯ドリンクは、またアルコールが選べると聞いてせっかくなので再びスパークリングを注文。正直、朝食を終えたのが午前10時で、大人は全くお腹が空いていませんでしたが、サンドイッチが子どものお昼にちょうど良かったです。

セイボリーのタワーも可愛い。

アフタヌーンティーのとき、他の席で宮古そばとカレーのようなものを食べている親子がいたのですが、ザ シギララウンジならお値段おさえてサクッとランチができそうですね。
朝食ブッフェでとにかくお腹いっぱいだったので、お昼をサクッと軽めに済ませたいならラウンジ利用が良いかもしれません。

記念日ディナー:ピッツァ&パスタ スターダストガーデン

主人の誕生日祝いを兼ねた旅行だったので、二日目の夜はイタリアンレストランを予約しました。本当は鉄板焼きを狙っていましたが、2歳児がいるので今回は断念。

ピッツァ&パスタ スターダストガーデンは、シギラ内では比較的リーズナブルなイタリアンで、一人6000円前後のカジュアルなコースもありました。

公式サイトでは、シギラビーチを見下ろせると書いてありましたが店内に入ってちょっとがっかり。というのも、利用したのが18時過ぎで辺りは真っ暗。海は全く見えないどころか窓際に座っても外の景色はただの暗闇です(笑)。せっかくの誕生日ディナーなのに、店のチョイスを誤ったかもと思いました。
夜の時間帯で、一人1万円以下かつ小さい子どもを優先するならシギラタートルベイで良かったのかも…なんて、今頃少し反省をしています。

クリスマスのコースを選びました。色々と突っ込んでしまったものの、ご飯は王道シンプルなイタリアンで食べやすかったです。

このチーズポテトは単品で追加しました。

お魚のグリルが肉厚で美味しかったです!

その他:施設内の色々

写真とともに、細々とした思い出を記します。
初日の夜はホテルブリーズベイマリーナにあるブッフェダイニング ポルトフィーノに行きました。

ブリーズベイマリーナはシギラミラージュから少し距離があるので、フロントにお願いして部屋から直接送迎をしてもらいました。ロビーには立派なクリスマスツリーが飾られていて、お土産屋さんも大きかったです。

ポルトフィーノのブッフェは、お刺身や揚げたての天ぷら、海鮮丼をはじめ、洋食やがっつり系のお肉、キッズメニューも充実していました。量が多くて全然食べきれなかったです。

シギラミラージュのプールヴィラプレミアは、どのレストランや施設からも離れています。そのため、宿泊中の移動は基本的にこちらのカートでした。ただ、お酒を飲む予定があると運転できなくなるので、フロントに毎回電話をして送迎を依頼しました。

シギラリゾート内を無料バスが循環しているものの、プールヴィラプレミアはバスが通らないので不便でしたね。シギラ温泉やレストラン、朝食に行くときもけっこう距離があるので、移動時間にゆとりがないとしんどいと思います。

また、このカートは楽しいのですが、雨が降るとけっこう濡れます。両サイドの雨除けカバーのチャックが壊れていて、他の部屋のカートも同じような品質だったので、個人的にイマイチポイントでした。

次回来たときこそ、シギラビーチでシュノーケルをしてみたい。

最終日はシギラリゾート内の黄金温泉にも行きました。別の記事でlogを更新したので、あわせてご覧ください。

夜のプールは幻想的で癒されました。

まとめ

冬シーズンに宮古島に来るのは初めてでしたが、温水プールを選んだおかげで泳ぐことができて満足しました。クラブラウンジとアフタヌーンティー、朝食のシャンパンフリーフロー、お部屋の無料ミニバーなど、お酒を自由に飲める環境だったので、随分贅沢をしたなと思います。

ただ、昔よりご飯の量を食べられないので、ブッフェが続くと身体がしんどいですね(笑)。朝食ブッフェをたっぷりいただいたら、お昼は無しにして部屋のプールで泳いで、夕方にクラブラウンジで一杯飲んで夕飯はレストラン、という感じで十分だと思います。クラブラウンジのおつまみでお腹がいっぱいになるので、もはや夕飯は宮古そばだけでも良さそうなくらいですね。

シギラリゾートはレストランの種類が多く、ホテルも様々なタイプから選べるので何度来ても飽きないです。一方で、敷地内の移動は不便なので、小さい子連れや足腰の弱いご高齢者を連れてくるときは、ちょっと注意が必要だと思います。
個人的には、三世代旅行で移動が面倒くさくない大型ホテルなら、石垣島のフサキビーチリゾート一択だと思います。

あと、プライベートプールは、シギラよりもフェリスヴィラスイートや紺碧ザヴィラオールスイート、リスケープの方が断然クオリティが高いです。特に温水プールを楽しみたい方は、シギラだと寒くて入れないと思うのでお気をつけください!

フェリスヴィラスイート伊良部島・長浜ベイの旅logはこちら

The Rescape(リスケープ)の旅logはこちら


細かいことを色々と書いてしまいましたが、シギラタートルベイのご飯は絶品ですし、ウミガメさんにも会えるので、ぜひ一度シギラミラージュをお試しください!



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