モデルレッスン一日集中講座を受けてみた
「モデルになりたい!」
と志す人はかなり多いと思う。
……で、何から始めたらいいのか?
とりあえず行動してみる派の私は
友人が通うスクールでウォーキングを習う
↓
スクールや知り合い経由でオーディションを受けてみる
↓
ショーに出演してみる
を、1年間かけて自分なりにやってみた。
幸い、日本国内では
いくつかのショーに出演させてもらったし
海外ではNew York開催のファッションショーに
ご縁あって出演できたものの、
「職業モデル」として生計を立てていくには
まだまだ、いや、ほとんど届いていない。
プロモデルとして活動していくには
何が足りていないのか?
もしかしたら、そもそもこの業界のことを
知らなすぎるのではないか?
そう思って門を叩いたのが
日本とミラノの事務所に所属し
プロモデルとして
20年以上活躍されている講師の方の
モデルレッスン一日集中講座だった。
キーワードは「客観視」。
モデルは自分自身が商材である。
よって、自分から見た印象ではなく
他人からどう見えているのか?
クライアントや事務所は
どういった表現や写真を欲しているのか?
ということを逆算して準備することが必要である。
また、海外での活動を視野に入れるなら
海外で宣材写真を撮影することも必要になってくるし
1~2ヶ月程長期で滞在することになるので
それなりの資金も必要になってくる。
準備するサイクルは半年間。
これは、私が照準を合わせているのが
年に2回のサイクルで開催される
ファッションウィークだからだ。
毎年、S/S(春夏)のコレクションは
8月末から始まり10月頭に終わる。
A/W(秋・冬)は2月から始まり3月に終わる。
そして4大コレクションといわれる
(正式名称はFashion Week)
Paris / London / Milano / New York
数々のモデルがこの最高峰を目指す。
私もその一人である。
今これを書いているのが2024年6月。
最短で目指すのは2025年2月開催の
25A/Wシーズンだ。
ただしこれには落とし穴がある。
近年、Officialのブランドのコレクションだけではなく
非公式だが、期間内での開催として
ファッションウィークを謳っているものもある。
もちろん中には、ハイブランドのような
ブランドの名前がちゃんと通っているものや
有名な運営団体が企画しているイベント、ショーもある
実際、officialではないショーに出て
「パリコレに出た!」
等と言うことも少なくないらしい。
これらが良くないというわけではなく、
officialのコレクションが
プロ野球やバスケットのBリーグと例えるなら
非公式のローカルのコレクションは社会人リーグ
といったところだろうか。
自分自身がどこのレベルを目指すのかによって
進むべき進路と受けるキャスティングが
変わってくるのだそうだ。
もちろん私はプロを目指しているので
officialのコレクションを狙うことになるのだが。
欲を言えばPRADAが好きなので
PRADAのショーには出たいな、とか。
今シーズンLOEWEのオートクチュールも素敵だったので
LOEWEもいいな~とか。笑
そのためには事務所選び、そしてそれに対する
戦略が必要となる。
もう少し、事務所パターンや宣材写真のことを
研究してみようと思う。