世界中にファッションショーが 溢れていると思うここ最近。 私は一年程フリーでふらふらと活動してきた中で 先日初めて『公式』と呼ばれるショーに 参加させていただいた。 公式のショーとは、、、 HPや各種メディアに掲載され ◯◯ Fashion Week と公に名乗れるもの。 撮っていただいた写真は そのショーの公式クレジットが写真に載るので 経歴としても熱い。 そもそも公式であろうが非公式であろうが やる事は変わらないのだが、 あえて違いを言うのであれば 「その場にいる全
モデルの一番の武器は何か? それはきっと宣材写真になるだろう。 ”モデルたるもの、写真で自身の魅力を語るべし!” 例のごとく、先輩は言った。 魅力とは何か? かっこいい!素敵!という写真が撮れたら それでいい、というわけではないのがモデルの宣材写真だ。 そもそも、カッコイイという定義も何なのか、 何をもってステキな写真と言えるのか… ということもある。 モデルはオーディションを受ける際や、事務所に提出する資料として 宣材写真を準備する必要があるが、 事務所側や
オーディション。 何回行っても、あの場の空気は独特で 少しでも油断しようものならのまれてしまいそうな。 でもそんな空気がたまらなく好きだったりもする。 「選考はオーディション中だけじゃない。 オーディション会場に近づいた時から始まっている。」 プロモデル育成講座をしていただいている モデルの先輩は言った。 オーディションとは。 ブランド側が、沢山のモデルの中から ブランドイメージに合う素材があるかどうかを探し出すもの、 という認識だ、私は。 なので、試験等と違っ
「アホになるなよ。頭を使え。」 毎週のように大阪から東京に通い始めて 早3週間目。 夏の豪雨と荒れ狂う雷を背後に モデルの先輩はその言葉を何度も口にした。 頭が良いって、一言で言うけれど ・勉強ができて成績がいいこと? ・頭の回転が早くてトークが上手いこと? ・地頭が良くて、どんな事にでも臨機応変に対応できること? どれも正解ではあると思うが これって生まれつきで得たものではなくて 個人が育ってきた環境や後天的に得たものだろう。 つまり、”経験値”が頭の良さに 直
海外でプロモデルとして活躍するために 欠かせなくなってくるのが ”事務所への所属”である。 基本的に大きい仕事やオフィシャルの仕事は 事務所間で回っているケースがほとんどである。 実はこれは日本でも近いものがある。 私は1年間フリーで活動してきたが モデル歴ゼロ、にしては そこそこ露出が多かったのではないかと思う。 (マネタイズ出来ているかどうかはまた別問題だが。) …が。 見ていると、やはり事務所の持つ力は大きい。 今は個人の発信力がモノをいう時代なので 一概
「モデルになりたい!」 と志す人はかなり多いと思う。 ……で、何から始めたらいいのか? とりあえず行動してみる派の私は 友人が通うスクールでウォーキングを習う ↓ スクールや知り合い経由でオーディションを受けてみる ↓ ショーに出演してみる を、1年間かけて自分なりにやってみた。 幸い、日本国内では いくつかのショーに出演させてもらったし 海外ではNew York開催のファッションショーに ご縁あって出演できたものの、 「職業モデル」として生計を立てていくには ま
2024年5月某日。 「30歳お誕生日おめでとう~!」 私を祝う人の声が飛び交う。 ああ、私も30代とやらに突入したらしい。 世間一般で言う、「いい年」。 「そろそろ孫の顔も見たいわあ~」 「30過ぎたら落ち着かないとね」 「30歳までに結婚しないとヤバいよね〜!」 ……果たしてそうなのだろうか? 斯く言う私は THE 安定ルートを大きく外して生きている。 29歳で私はモデル業界に飛び込んだ。 モデルを始める年齢のほとんどは 10代、もしくは20代前半。 1