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髪型に呪われていた話


先日Mikaさんのトータル診断を受けた。
パーソナルカラー、骨格、顔タイプ診断の3つを
じっくり2時間半かけて診断してもらう中で、
髪型の話になった。

「顔タイプ的に、
もう少し短い髪型も似合いそうですけど、
さつきさんはロングが好きですか?」

実は私の髪の毛は骨盤程もあるロングで、
看護師になって8年ずっとこの長さで生きてきた。

結婚するだろうと思っていた彼と別れることになり
1度だけハンサムショートにしたことがあるが、
それを伸ばし続けて
私はまた骨盤ロングに戻っていた。

そんな私になぜか刺さったMikaさんの言葉。
診断フィードバック後
何日も頭の中で繰り返されていた。

はて、何であの質問が心に刺さったんだ?

こういう違和感は大体自己理解のキッカケになる。

「あれ?…私って、、、ロング好きだっけ?」

こんな疑問が湧くということはもちろん
ロングは好きではないのだ。
シャンプーが面倒、ドライヤーが面倒、
鏡を見る度に長い髪にうんざりする。
ココ最近、鏡を見ながらどうしたものかと
考えることが増えていた。
なのになぜ、私は8年もロングで生きてきた?

記憶を辿るとキッカケを見つけた。
「看護師はプライベートも看護師でいてください。髪型はお団子にまとめて、華美でない生活・服装・髪型を心がけてください。」

新卒研修で1日目に言われたこのセリフ。
これに縛られてずーっとお団子で仕事をしてきた。
お団子という髪型にするために
ロングの長さが必要だった。
つまり私にとってロングという髪型は、
「制服」の役割を果たしていた。

だからだ。
だから家にいるとき
ロングヘアの髪を鏡で見つめることに
違和感があった。
気持ちはもう起業家として生きている私にとって
看護師のロングヘアという制服を
家でも着続けることは苦痛で違和感で
「自分らしくない」ことだと、やっと気づいた。

気づいてからは早かった。

「私、今から髪の毛切る!」
洗面台で10cmバッサリ。

毛先は揃ってないし、ガタガタだけど、
それでも良い。
たった10cm切っただけではロングのままだけど、
それでも良い。

大事なのは髪を切ったことで、
無意識に囚われていた制服ヘアを卒業し、
内面の自分らしさを取り戻したこと。

何も知らない夫にとっては、
妻が突然洗面台で髪を切りたいと言い出して
かなり驚きだったと思う。
だが、10cm切って満足気な私を見て
「スッキリした顔してるね」と言ってくれた。
私にとっては「髪を切る」以上の意味をもたらす
行動だったと気づいてくれたんだと思う。

「お団子ができる長さで生活しなきゃいけない。」
これは完全に私の中の他人軸だ。

それがトータル診断にて
「清潔感が保てる髪型であれば
お団子じゃなくてもいいはず。」
と気づけたのは自分軸
私は自分を取り戻した。

トータル診断から自己理解を深めた話。
まだまだ、自己理解は奥が深い。


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