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退居出来ました!

第二弾の荷物を父の所へ運び、残すは車に積んで一緒に行く荷物たち。

とは言えまだまだある荷物

退居まで、あと5日

寝袋も床に直では冷たいし硬いだろうと思い、ソファーマットを積んで行こうとこの頃までは思っていた。けれど、積んで見たら無理なことが判明。その他の荷物も積みきれない。

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ソファーマットと、その他の雑貨類を再びオフハウスさんで買取してもらい。布団を寝袋の下に敷く事にし、それは箱に詰めて発送。

退居まであと3日

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しかし…意外とまだあるじゃん。。。

キッチンの細々としたものも…まだあるじゃぁ〜ん!

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車に積みきれるのか、重量は大丈夫なのか…心配なことで頭がいっぱい。しかし、何とかしなきゃならない。

冷蔵庫の中のものも使い切りたいものは戴く為に、冷凍しておいた鶏ガラスープでトマトチキンカレーを作ってみたり

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カーテンも外して洗って。これは、また娘が一人暮らしを始める事があったら、必要なら使って良いと娘のところへ預けて。マルチカバーをカーテン代わりに吊す。

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退居まで、あと2日

戸棚の中を抜いて車まで運び出し、鍋類を戸棚に収納し、他の荷物も積んで走ってみるも…戸棚はみしみし、鍋はガタガタ音がする。。。

一晩考えて、戸棚には衣服を。鍋はキャリーケースと行李に詰め替えてなんとか積めた。この日から急に寒さが本格的になり、風が冷たかったけど。泣き言を言って投げ出せない状況。必死だった。

取り敢えず、ガタガタ、みしみしは言わなくなった。

退居まで、あと1日

冷蔵庫と洗濯機と扇風機をリサイクルショップに買取に来てもらう。

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家族から離れ、父に資金援助してもらって買ったもの。本当にお世話になりました。気持ちを込めて、綺麗に掃除した。また、次に渡った誰かも幸せに暮らせますように、願いを込めて。

それでもやっぱり積みきれない。。。明日は退居当日。料金は嵩むけど、宮崎へ2個、宇都宮市へ1個先に発送する事にした。

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冷蔵庫は無いので天然の冷蔵庫へ→テラス

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お鍋一つで、ご飯を炊き。残った食材で鍋風の料理で夕飯。

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退居当日

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午前中にヤマト運輸さんに持ち込んで段ボール箱を3個発送を済ませ。最後のゴミ捨てを済ませた。寝袋の下に敷いていた毛布や座布団、外を掃く箒もゴミ袋に詰めて捨てた。大好きだった柄の長い手編みの箒はゴミの収集所になっている公民館に寄付してきた。

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大切に一緒に暮らし、一人の私を支えてくれたものたちの選別作業と別れは。最後まで辛かった。決してこの事を忘れない。もう、2度と物欲でものを集め、無駄にするような事はしない。一緒に暮らせて楽しかったよ。ごめんね。本当に、ありがとう。

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本当は、娘としろと一緒に暮らすつもりで借りた部屋。一度、娘としろと荷物を運んで来た時のはしゃいでいたしろの姿を思い出す。

それは、叶える事は出来なくて…当初はとても辛かった。ずっと私が育てて来た娘と、大好きなしろと、どうして暮らすことが出来ないのだろうと。。。

職場が大型店の中だったので、買物に来ている家族の小さな子が「ママー!」と呼ぶ声が聞こえて、涙が溢れて止まらなかった。部屋から出る事が出来ない、起き上がる事すら出来なくて…鬱になりかけた。そんな私を勇気づけ支えてくれた場所でした。陽当たりが良くて、明るくて、窓から眺める景色は美しく。狭いけど素敵な部屋でした。

また、次に辿り着きたい場所、新しいステップに繋げてくれた場所でもある。

勤めている時は、朝から晩まで働いて、休日は他の組織へ次の収入に繋がるために活動していた。毎日毎日、帰れば疲れて寝るだけ…景色を眺めている時間など無かったし、自分の心を癒す暇もなかったのだ。仕事を辞めてから、この部屋の景色が良いことも、居心地の良さにも気がついた。

朝から晩まで、藁を綯う事もこの部屋で出来た。藁から地球の生命を感じ、とても優しく静かな時間だった。人の心の温かさ、人との繋がりの大切さにも気付く事が出来た。

引越し準備で、藁が綯えないのが寂しい…けど、ひょうたん市場まであと少し。着いたらまた藁を綯おう。

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この場所に、心からありがとう。沢山沢山、助けて貰いました。此処で暮らした5年間で、色々なことが変化して行きました。私にとって必要な時間でした。

夏場は18時に冬場は17時に、町内に流れる放送は童謡「故郷」でした。

此処も、私の故郷です*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*´ー`*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*颯月✴︎

退居後は、父の所へ引きこもり。その諸々は次回につづく。



2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!