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蟻えない現実/昆虫化する人間社会

ロケットストーブで燃やす枝が
蟻の巣だったと言うことが多々ある

火に焚べると異変を感じて物凄い数の蟻が慌てて出て来るが、殆どの蟻がその枝から離れようとせず
巣の中へ出たり入ったりしているだけ

私がその蟻たちを細い枝で落とそうとしてもしがみ付いて落ちない
なんで?と、いつも思う

蟻社会には役割が与えられていて
それに沿った行動をする事しか出来ない蟻には
今までに経験したことのない状況に対して命を守るための適切な行動を取る事は出来ないのか…と最近分かった

蟻たちの行動を見て

今までがそうだったから
ルールだから仕方なく
嫌だけどみんな我慢しているから
自分一人が違う行動を取ったらどんな目に遭うか怖くて出来ない

そう言って枝にしがみ付いていたら
苦しみの果てに焼け死んでしまうのに
それでもしがみ付くの?

あり得ない。。。
私達人間社会と蟻社会に被るものを感じた

危険なのに回避する行動が取れなかったり
嫌なのに嫌だと言えなかったり
自分の意思より組織の中の立場上の意識が優先されたり
同調圧力に屈しない人を仲間外れにしたり叩いたり

私の中にもその問題はあって
もう終わりにしたいと思い今に至る

身近な人々がその中で歯を食いしばり
我慢に我慢の連鎖を作り出し
必死に自分を保つ姿を見ているのは辛い

蟻社会の蟻になっていないか
コレからも自分に問いながら生きようと思う

それにしても
この暮らしをしていると昆虫と言う生き物の
性質を見せられてしまうことが日常で
蟻の行動は不思議

私の布団の上を這っていた1匹の蟻を掌に乗せて外に出そうと思い蟻に手を近づけたら蟻は逃げる
何度やっても逃げる
仕方なくメモ用紙を近づけたら何の躊躇もなく乗ったから外に逃した

気がつくと
足とか手とかに勝手に這って
噛んだりしているのに

どんな情報がプログラムされているのだろう
と雨の日の今日、ふと考えたこと。。。
読んでくれてありがとう

颯月(๑・̑◡・̑๑)

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!